今日は通院日だった。
とても優しい街の歯医者さんだ。
もう6年も通っている。
最初の通院は酷いものだったと反省している。
治療してあった歯が虫歯になり、それを放置していたので痕跡しかなくなり、終いには自然に抜けてしまったのだ。
それでもこの歯医者さんは私を叱ることをしなかった。
私に最初に断煙を奨めてくれたのもこの歯医者さんだった。
良くなるものが良くならない。それが理由だった。
バージャー病という病気がある。Leo Buergerというドイツ人が発見した病気だ。ビュルガー病で良いのではないかと思うのだが英語読みされている。
どんな酷い症状になるか、是非画像を検索して貰いたい。ちょっと閲覧注意かも。
喫煙していた頃から、私はこの病気を秘かに恐れ続けていた。
どうやら喫煙と歯周病菌が原因らしい。
その病気の話もしたが、この歯医者さんは脅かすことを全くせず、根気強く私に断煙を促し続けてくれた。
今日は右上の入れ歯に歯を足した。
この歯科医、巧いのだ。
通い始めて6年。流石に歯は減ってきて、殆ど総入れ歯の状態だが、少なくなった歯もきちんと残してくれている。
それでいて、噛み合わせは極めて順調だ。
正直言うと叱られるのが嫌でなかなか歯医者には足が向かなかった。
ちょっと後悔している。
脅迫的ではなく、しかも技術がしっかりした歯科医院がこんなに近くにあるのなら、もう少し早く足を運べば良かったと今では思っている。
私は余りにも手入れをしなかったので、近い将来総入れ歯になるだろう。自業自得だと思う。
もう少し早くこのもみの木歯科医医院に掛かっていれば、食い止めることも出来たのではないだろうか?
失ってみて初めて分かることだが、歯はとても大切な身体の一部分だ。
未だ断煙を褒めてくれない。
それだけが残念だ。
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