20210421

Return To Forever

 凄いライブを聴いた。というより観た。と言ってもYouTubeでの話だ。

先日亡くなったChick Coreaの代表作とも言える”Return To Forever”を聴きたくなって、YouTubeで検索してみた。網に掛かって来たのがこれ。


キーボードは当然Chick Corea。ギターにAl Di Meola、ベースStanley Clarke、ドラムスLenny Whiteという実力者を揃えたレギュラーカルテットでの2008年の演奏だ。

まずはその演奏の桁外れの巧さに改めて驚いた。難しいフレーズも、いとも簡単にこなしてしまうテクニックの確かさに舌を巻いた。

余りフュージョンを聞かない。どこか中途半端な音楽に思えて、今ひとつ乗り気になれないからだ。だがChick Coreaは違う。フュージョンの創始者のひとりに数えられるが、その音楽性の高さには定評がある。聴いてみても、十分に鑑賞に値する。

演奏もただ速くて巧いだけではない。その速さには必然性があり、高い音楽性に裏打ちされている。

カルテットでの演奏の後に、中間部でそれぞれのソロが行われるが、演奏者はひとりで丸裸にされても、十分場を作って行くだけの演奏を繰り広げる。楽器で各々の世界観を存分に展開するのだ。

そして、その演奏がひとつになった時、シンクロと響き合いは見事な調和を見せる。

音楽を聴く度に、その世界の広大さに慄きに似た感動を覚える。普段古いクラシックばかり(それだけでも十分世界は広い)聴いている私も、この演奏に触れて、また新たな音楽の世界を発見する事が出来るのだ。

良い音楽を聴けた。私はかなり幸福な気分だ。

20210407

iMacは覚えていた

 先日のiPhone復帰の時、アプリが元に戻らなかったことを、私は大層残念がっていた。

今日の午前中、そろそろ桜が散り始めると思い、その前にiPhoneで写真を撮っておこうと外に出た。5、6枚撮影して帰って来て、iPhoneの写真もiMacに保存出来るのではと考えた。そこでケーブルを使って、iPhoneとiMacを繋いでみた。

何事かが起きた。

一通り反応が収まった頃合いを見て、iPhoneを開いてみて驚いた。何と!そこには昔買ったアプリなどが復元されているではないか。しかもフォルダに入った状態で。

新しく入れたアプリなどはバラバラの状態になっていた。

iMacは6年前に買ったものだ。なので通常のやり方では昔のiPhoneの設定が保存されている筈はない。

恐らく、iMacで使っているTime Capsule経由で、昔のiMacに保存してあったiPhoneの情報が今になって復元されたものと思われる。


急いで、改めてアプリをフォルダに収納し、アプリのヴァージョンアップなどを試みた。流石に長年放置してあったアプリは、1/3程が使えなくなっており、削除せねばならなかった。

だが、大勢に影響はない。すっかり諦めていた昔のアプリや、気に入っていた壁紙や連絡先などが、見事に復元されたのだ。

古地図ぶらりや東京時層地図などが復活したのは本当に嬉しかった。

問題がなかった訳ではない。古い設定が復元された影響なのだろうが、多くのアプリが初期化されており、中でもLineは再び設定しようとすると、「以前のデバイスに(パスコードを)送信します」というダイアログが出て、一時はまた最初からやり直しかとも考えさせられた。

この問題は、Lineを再インストールする事で、何とか事なきを得た。

以前の環境と新しい設定の元に、またiPhoneが使えるのだ。これ程嬉しいことはない。