20080430

夏日になった

鳥取では29℃を記録したという。

善光寺平は朝方、5時に8.2℃。取り立てて騒ぐほどの気温ではなかった。だが、それからぐんぐん気温は上昇し、15時に27.4℃となった。最高気温は27.8℃だったらしい。

ぎりぎりとは言えまだ4月だ。

明日も暑そうだ。

まさに「なまもの」だ

昨日(29日)appleのサイトを開いて少しだけガックリ来た。遂にこの日がやって来た。

新しいiMacが発売された。機能が強化されているだけではなく安価くなっている。それも上位機種になるに従って差が開いてゆく。

取り立てて今使っているiMacに不満があるわけではない。けれど悩みに悩んでメモリなどをオプションで付けたわたしとしては、それが標準になってしまったかと思うと、要するに癪に障る。

とりあえずiMacのマイナーチェンジが行われるという情報だけは事前に得ていた。その為、心の準備が出来ていたのがせめてもの救いか?

いずれにせよ瑣末な事。

瑣末でない事は、わたしが今持っているiMacを充分に使いこなせていないという事だ。

ワードプロセッサーを導入するか否かで悩んでいる。
幾つかの候補はある。中でも気になっているのがiWork 08。以前クラリスと呼ばれていた時代から使い続けてきたソフトの末裔に当たる。だが、メールソフトはもういらないのだ。その為にお金を使うのもどうかなぁ…。

無料で手に入るものも幾つかある。
だが、それ程頻繁に使うのか?

20080426

寒い

風邪をひいたのかと思った。底冷えとも言いたくなる寒さを感じた。

25日朝は6℃台で横ばい状態。1日の気温差というものはそんなに変わらないものだなぁ。と暢気に感動していた。

だが、15時に12.4℃を記録してから気温は急降下。この調子では朝方は3、4℃になるなぁ…と思っていたらなった。4℃台をキープしている。思わずストーブに火を点けたくなった。

あの暖かさが低気圧によってもたらされたものだった事は分かっていたので、通り過ぎた後は気温が下がるだろうと思っていたが、これ程冷えるとは思ってもみなかった。

さて、今日(26日)は、様々な人々にとって「決戦の日」であるらしい。

長野市は「オリンピックと共に心中した地方都市」として記載されるべきだと思っている。

戦争も革命もオリンピックも、勝手にやってきては、自然や生活を破壊する。市としては、観光客を期待したのだろうが、恐らくその何倍もの、視野の狭い人々がやって来る。

四半世紀ほど前、チベットに行ったことがある人間としては、言いたい事は数あれど、急に事なかれ主義に徹して沈黙を守っているのは、「戦場」に住む事になってしまったからだと思う。

幸い今日はフランス語の再放送があるので、その勉強中。

現実に向き合うと、ごまかしてきた鬱状態がどっと出てくるので、現実逃避的に語学の学習に専念するとしよう。

言っている事とやっている事が違うではないか!
…はい、その通りでございます。

20080423

「暑い」が始まった

10時、気温20℃。昨日と同じ様な気温なのだが、今日は妙に暑く感じ、朝から半袖で過ごしている。湿度が上がったのだろうか?
昨日の5時頃は5℃台だったが、今日は8℃あった。昨日より気温が上がる事は既に覚悟している。

台風1号の残していった低気圧は、意外にも気圧の尾根に押されて南下し、本州にはやってこないらしい。もはや四国沖で散り散りばらばらになっている。
この北に大陸から来た低気圧がある。
当初はこの低気圧と台風残りの低気圧が合体し、また春の嵐か?と思っていたのだが、完全に外れた。やはり高気圧というものは実体を持っているようだ。

11時、気温は23℃まで上がった。昨日の最高気温24℃を突破するのはもはや時間の問題だろう。

うす曇り、にもかかわらず日光は強い。

スクリプトの問題は結構簡単にクリアできた。
何の事はない、Firefoxの基本的な機能を素直に使えば良いだけだった。
だが、Greasemonkeyを導入してからFirefoxが遅くなったような気配がある。

語学に関しては、当然の事ながら何も解決していない。
しかし、よくドイツ語とフランス語が混同しないものだと自分で感心している。辞書は頻繁に間違えるのだが…

ひとつひとつに集中した方が、覚えは早いのかも知れない。けれど考えてみれば学生の頃は複数の外国語の授業を受けていた訳で、決して無謀ではあるまい。…無謀か?

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15時、気温は26.4℃まで上昇した。TVでは最高気温が27℃を突破と伝えていたらしいが、正確な値は知らない。兎に角、暑かった。24時を越えても16℃台をキープしている。

20080421

どうも調子が出ない

何故か投稿画面が変だ。Blogの画面がずれてしまっている。
その為、文字を大きく表示しないとタイトル部分が本文に食い込んで来るばかりではなく、HTML編集の為のアイコンが殆ど使えない。大きく表示してもその内にやはりずれて来るので、再び小さくしたりしている。

これはGreasemonkeyをFireFoxにインストールして、更にスクリプトをインストールする事で何とか回避。この辺り、技術力のなさを感じる。Safariではどうするのだ?また、このスクリプトをアンインストールするにはどうしたらよいのだろう?

調子とはBloggerの調子だけではなく、むしろ自分自身の気力の問題が大きい。…出ないのだ。

何かに安心してしまったのだろうか?身体と心が妙に疲れる。

今日は遂にドイツ語のテレビ会話の復習をしなかった。
予習と復習をしなければ、殆ど身に付かない。それは分かっているのだが…

20080420

戸隠のミズバショウも咲いていた

さすがに唐松の芽吹きには、まだ早かった。

1週間前、他の場所のミズバショウが咲いているという報せを聞いて、「まだ早いか?」という思いもあったのだが、戸隠のミズバショウを見に、昨日(19日)麓まで行ってみた。ミズバショウは、葉もまだそれ程大きくなく、丁度見ごろだった。(正しい意味での)ミズバショウの花も所々で咲いていた。これを見る人は何人いるだろう?
リュウキンカも咲き誇っており、白と金色の対称も見事だった。

驚いたのはそれらの花の開花時期の早さもさることながら、ニリンソウも咲いていた事だ。

やはり、このところの暖かさが開花時期を早めているのだろう。

そこは沢筋に出来た湿原で、網の目のように沢が流れている。昔身に付いた癖というものはなかなか治らないもので、沢が流れているとどうしても覗き込んでしまう。

湿原を作るピート層の下には20~50cm程の厚さで赤褐色の火山灰が堆積しており、その下には20cmほどの角礫層がある。火山灰層が水を通しにくいため、沢の水が溢れ、湿原を形成しているのだろう。

飯縄山と戸隠山の間には、広い湿地帯がある。ふたつの山に挟まれて行き場を失った水が滞留し、この湿原を作っている。だが、昔見たときより遥かに、ひとつひとつの湿原の規模が小さくなっている。

ふと、疑問に思った。来る人の数が多いので仕方が無いのだろうが、湿原には見物用の木製の渡り廊下が作られている。この廊下のために打ち込んだ杭が、この角礫層まで達していると、湿原の水は角礫層の中に流れ込んでしまい、結果的に湿原の寿命を短くしているのではないだろうか?

車道を造ってしまった事の影響の方が大きいのかも知れないが、かつてミズバショウの群生地だった大きな湿原がひとつ、からからに渇いているのを見た。

20080418

今日は山が近く見える

生暖かい、南からの風が吹いている。12:00。雨は降っていないが空に流れる雲は乱れ、悪天候である事が伺える。山を越えて来た風に吹き千切られる雲は、太平洋側の嵐の激しさを伺わせる。関東では交通機関が乱れ、千葉では、クレーンの倒壊事故があったらしい。
だが、その風の為か遠い山の色彩も鮮明に見える。薄っすらと山の緑を感じる。雨雲で山頂は見えないが、殆ど雪はなくなっている。
一昨日、今が盛りと咲き誇っていたハクモクレンも昨日の風雨の為か、花弁の姿が見られなくなった。

季節はまた一つ動いた。

束の間の雨上がりに、巣作りを急ぐかの様にツバメのつがいが沢山飛び交っている。

20080413

1週間振りにツバメの声を聞く

この1週間は、著しい気候の変化が見られた。ひとつひとつを記録したかったが気力がどうしても出なかった。

10日朝、ツバメの声を聞く。姿を探してみるが見いだせず。
だが、1週間前に聞いたツバメの声だと思う。このツバメは多分昨年生まれた奴ではないだろうか?1匹だけ、一際賑やか(と言うよりうるさい)奴が居た。そやつの鳴き声とよく似ている。同じ個体が帰って来たのかも知れない。
この頃春の頭なので、注意力散漫なせいで今迄ツバメの声に気が付かなかったのかも知れないが…

10日の気象カレンダーでは「ツバメ初見の頃」の中に長野も含まれていた。どこか異常さを感じる気象も、何やかやと言いながら、普段通りに動いているのかも知れない。
ミズバショウが咲いたと言う報せを見て、その事を再び思う。

善光寺平の桜もようやく咲き始めた。日当りの良い所ではほぼ満開状態の写真を撮る事も出来る。

低気圧が通り過ぎるたびに、南からの暖気と北からの寒気が激しく入れ替わってゆく。まるでお風呂をかき混ぜている様だ。現在は寒気が流れ込んで来ている。来週はやや寒くなるだろう。とは言え最低気温が5℃前後と言う所か?確実に暖かくなって来ている。

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好きな作家の訃報が連続して届く。
自分の年齢を考えれば、致し方のない事とも思うが、やはりやるせない気持ちになる。

20080403

ツバメを見る

梅は8分咲きというところか?急速にハクモクレンが花を開いている。

形成され始めてから2000年ほどしか経っていない惑星(と言うよりガスの渦だ)が見付かったり、太陽の「津波」が観測されたり、今迄溜め込んだIEの履歴などがきれいさっぱりなくなったり(これは私事)何かと話題の多い日だ。

おや?と思った。先日ベランダで鳥の声がしたのでそっと見るとセグロセキレイだった。その様な事があり、まだツバメは早いか?と思っていたところだったので半信半疑だったが、今日は明らかにツバメの声がする。
窓にそっと近付いて外を見ると電線からツバメが飛び去った。
その行方を追跡していると5羽ほどのツバメが滑空しているのが見えた。

三宅島にツバメが来たという話を聞いたのが1週間ほど前のこと、かなりのスピードで北上してきた事になる。
それともあの荒天が去るのをどこかで待っていて、満を持してやってきたか?(或いは油を売っていたのか?)

どこぞのテレビ局が「スクープ」(?)した空飛ぶペンギンを思わせるような、見事な舞い方だ。

あの雪は何だったのだろう?
その様な事をふと考えた。
冬に逆戻りしたような天候だった。少なくとも春の足取りを遅くするだろうと覚悟もしていた。しかし、ツバメはきちんと、春の報せを運んで来た。

夕刻から気温は急に下がり始めている。渡って来たばかりのツバメたちは、この寒さをどの様に過ごすのだろう?

20080401

ここは谷間だ

連日の雪。そして今日(4月1日)は盆地部でも5cm程の積雪が見られた(公式発表は1cm)。

気温は朝5時から7時までほぼ0.1℃で横這い状態。9時まで1℃を越えなかった。ちなみにここは盆地部であってしかも都市と言って構わない規模の人口密集地だ。ヒートアイランド現象は当然起きている。

雪は朝のうちに上がったが、低い雲はなかなか去らない。時折晴れ間もあったが、すぐに雲に閉ざされた。その晴れ間に瞬間的に見える低い山の頂き付近は、まるで高山の様な様相を示していた。
雲が恐ろしい速さで吹き去ってゆき、ここから見ても分かるほど木々が激しく揺れている。かなりの強風であることが分かる。

衛星画像で見ると、善光寺平や、松本盆地は、まるでナイフで切りつけた傷の様に見える。要するに、盆地部とは扇状地堆積物で埋められた谷間の事なのだ。谷底には恐らく活断層が走っている。
東部の高い山は遂にその姿を見せなかったが、北に見える低い山を含めて、確かにここは山岳地帯なのだ、と思わされた。

谷間に住む者は山に守られて、荒々しい自然の脅威から身を遠ざける事が出来る。

天候は荒れ模様だったが、概ね春である事は間違いあるまい。どこかしら「暖かな」雪だった。


春になり、様々なものが変わった。

すぐに気付いたのはBBC NEWSのサイトがかなり様変わりした。今迄の情報がぎっしりと詰まっているかのようなレイアウトからページ全体が横長になり、行間もすかすかに広くなった。
尤も、このサイトはいつも見ており、ブラウザのサイズもこれに合わせてとってあったのですぐに分かっただけで、他のサイトも様変わりしているのかも知れない。
最初は戸惑ったが、わたしとしては読みやすくなったように思える。

新しいページに合わせてブラウザを調整したら、このBlogの両脇がかなり開いて、間が抜けたような感じになってしまったので元に戻した。

サイトのどこがどう変わったかはThe EditorsYour feedbackに詳しく書かれている。
Video and Audioには動画が集められ効率的にまとめられている。


いろいろな意味で、今日は背筋が伸びるような思いをした日だった様に思う。
つまらない感傷に浸っている時では、少なくとも、ない。