感じの良い店員さんが迎えてくれる。
中にはいろいろな国々から集められた小物がどっさり展示されている。
中央に置かれている布で出来た小物類は、2週間前にボリビア(だったかな?)から届いたばかりだと言う。
ちょっと中南米の匂いがするかも…。
このような店では、私は基本、楽器は買わないのだが、結構質の良い笛を扱っていた。
しかも、Webで調べてみると、かなり安い!
買う事にした。
バンスリという北部インドの楽器らしい。
一昨日、平安堂で語学テキストを年間購読申し込みし、そのついでに寄ったのだが、結局捕まってしまった。
その代わり、在庫を全部見せて貰い、 じっくりと選ぶ事が出来た。
この辺りはネット販売だと出来ない事だ。
横笛タイプと縦笛タイプがあり、両方共バンスリと言うのだそうだ。
フルートの原型になった楽器らしい。
狙っていたのは横笛タイプ。低い音が魅力的だ。
だが、インド人とは手の大きさも、指の太さも違うのか、結構押さえにくい。
1時間くらい粘って選びに選んだ。

上が縦笛タイプ。下が横笛タイプ。
長さは50cm程だ。
縦笛タイプの最も下の穴は捨て穴と呼ばれ、通常押さえないものらしい。
押さえるものとばかり思っていて、インド人は何本指があるのだろう?と言って笑われた。
横笛タイプの方が表現力に優れている。
音の出し易さで選んだ。

横笛タイプは勿論穴に横から息を吹き込んで音を出す。
ちと難しい。
丁寧に造られていると思う。
ちょっと驚いたのは、裏側に親指用の穴がないことだ。
それでも2オクターヴの音域がある。
丁度1年前にちょっと高いジャンベを買った。
それも書籍部屋に鎮座している。
それに今回笛が加わった。
こんな風に、かつても民族楽器が少しずつ集まり、部屋は古道具屋と呼ばれる程になった。
その轍は踏むまい。
じっくりジャンベと笛を練習しよう。
試しに『平和に生きる権利』を吹いてみた。良い感じだ!
店員さんは昔ニューオリンズジャズをやっていて、コントラバスを弾いていたそうだ。
結構話が合う。
お名前を聞いておくべきだった。
何も買わなくとも、話をしにゆくだけで良い、またAsian Night Marketに行ってみよう。
…出来るか?買わない事。
少し小さかったので諦めたが、危うく服も買うところだった。
危ない、危ない…。
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