20130411

甘さからの離脱

人間の甘さの事では(残念ながら)ない。正真正銘の味覚の甘さだ。

ここしばらく甘いものを食べていない。
一時は代替依存かと思う程嵌まっていた。

これでやっと依存からは開放された。

考えてみると、全てはこの本から始まったのだ。

2009年12月9日。私は突然北長野書店まで歩いて行った。

見付けた本が気になっての事だった。

何だかんだ言って止める気はその前からあったらしい。それが突如として行動に表れたのだ。

歩いてゆくと30程掛かる。

日記には「どうせ大した事はない。けれど、切っ掛けは幾つあっても足りない。」と書かれている。

それが同月17日のBlog『夏の行方』では「思いがけない「人生を変えた」本」となっている 。

大絶賛である。

本格的な断煙への努力はここから始まったのだ。

とは言え、その後丸2年煙草を止めようとして止められなかったことも事実だ。

強力な本だとは思うが、私は読むだけでは止められなかった。

あれこれ試みては挫折を繰り返し、昨年11月30日、同じように突如行動を起こして医者へ行き、チャンピックスを服用して、ようやく私は煙草を止めることが出来た。


次に直面したのが甘さへの代替依存だった。

煙草を吸いたくなる。それを我慢する為にシュークリームに手を出したのだが、それが止められなくなってしまった。

毎日食べていた。
煙草代は掛からなくなったが、甘いもの代が掛かるようになった。

体重は5〜6kg増えただろうか。


やっとだ!

ようやく何かに依存していて困っている事態から自分を解放することが出来た。


これで人間の甘さが克服出来ると、自分に自信が持てるのだがなかなかそうは行かない。

まだまだいろいろなものや人に依存して生きている。


人生、本当に巧く行かないものだな…。
そう思うことばかりだ。

私なりに頑張っていると思う。躁状態は続いているが、それ程酷くなっていないのは、少なからず私の自制心が機能しているからだと思う。

思うが、それが実を結ばない。


仕方が無い時期は仕方が無い。
少しずつ自分を鍛えてゆこう。

そのうちまた良いことがあるだろう。


…。
あるかな?

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