20130409

iPadで「おとなの基礎英語」

最も多かった時代は4ヶ国語同時進行していた。

無理というものである。

早々ににイタリア語とスペイン語は挫折し、ドイツ語とフランス語が残り、何とか頑張っていたのだが、それも震災と共にやらなくなった。

残ったのは平凡なことに英語。それも昨年から始まった『おとなの基礎英語』という番組だけになった。
 余りやる人が多くない語学をやっていたせいでもあるのだが、テキストがすぐ無くなる恐怖感にとらわれていた。

だから、最近は4月になると長野駅前まで出向いて、平安堂に年間購読を申し込むのが通例になっていた。

今年もそうした。

だが、事情が違ってきた。

番組を見終わると短いテキストの紹介画面が出る。
そこに、「電子版もあります」と書いてあったのだ。

買い物は投票のようなもの。

そう主張してきた。
リアル本屋さんや古書店は応援したいと思っていた。

だが、電子版は紙版より安く、しかも交通費がかからない。これは結構大きいのだ。

さらに、部屋に貯まらない。これが決め手だった。

1週間悩んで決めた。

今日電話し、年間購読をキャンセルした。

「宜しければ、キャンセルの理由など、お伺い出来るでしょうか?」
「いや、あの、…電子版がある事を知ったので…」

流石に気まずかった。

上に掲載した書影は、私が購入した最後の紙版テキストになるだろう。


実際、悩んでもいたのだ。

確かに簡単に書き込みが出来るのは紙媒体の魅力だ。

だが、薄いとは言え、積み重ねとはある意味恐ろしいもので、今迄の語学テキストも山のように堆積している。

復習出来るようにと、録画もしてあるのでおいそれと捨てる訳にも行かない。

そして新シリーズは毎年始まり、どんどん本棚をテキストが侵食しつつあったのだ。

場所を盗らない。これは電子書籍の大きな魅力のひとつだ。


本も、電子版があれば、そちらを買うようになっている。


語学テキストはKindleには対応していない。

何故なのか?その事情は知らない。

だが、テキスト類と漫画は最初からiPadで読む事にしている。
そのアプリが変わるだけだ。

 多くのサイトが対応している。

4月号を試し読みしてみたが、どれも似たような挙動を示す。

どしどし書き込みが出来るアプリは無いものか?
あれば即それにするのだが。

iPadは確実に生活を変えた。
今回、語学テキストをiPad版にすることで、また私にとって、その存在感は増す。

次第に手放せないアイテムになりつつある。

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