20210625

Clubhouse

 6月3日に、待望の招待状が届き、Clubhouseを始める事が出来た。

不安もあった。私の喋り方はどう考えても明瞭な方ではない。加えて、大学時代からおまえの話はつまらないと言われ続けた。なので音声SNSを始めてもうまく行かないのではないか。そう思えて仕方なかった。

だが、知人のフェミニストがリプロダクティブ・ヘルス・アンド・ライツについてClubhouseで話をするとtwitterに投稿していたので、思い切って彼女に頼み込んで招待状を送って貰った。

良い始め方が出来たと思う。

話は弁護士の方が法律論から見たリプロダクティブ・ヘルス・アンド・ライツについて話し、知人が実際の闘いを実践して来た経験を語るという構成だった。

リプロダクティブ・ヘルス・アンド・ライツには昔から興味があった。だが、私は法律に弱い。その弱点をClubhouseの話は十二分に補ってくれたと思う。

Clubhouseを検索すると、最近Clubhouseは参加者が減って来たという記事が最初に表示される。もう下り坂らしい。

だが、元々私の嗜好性はマイナーだ。その事はさほど気にする必要はないだろうと考えた。その勘は当たったと思う。確かに全盛期は過ぎたと言う話だ。だがその分リスナーが少なくなって、私にとっては参加し易い環境になっていた。

最初は聞き専に徹していたが、1週間程前からスピーカーとして参加し始めた。

世の中には凄い人物が沢山いるものだと感服する事が多い。本好きもかなり多いと感じている。中には読書好きが高じて、自然に速読法を身に付け、今迄に1万冊以上読破したと言う方もいた。

喋り始めて驚いたのだが、私の話でも面白がってくださる方が多い。特に地質学関係の話をすると、かなり受けが良い。

私の経験など仲間に比べれば平凡なものだ。だが、地質学そのものが余り知られていないのだろう。山だけは長年歩いて来た。その時のエピソードを語ると、皆驚いたり面白がったりして下さる。

完全に嵌った。

だが、余り嵌りすぎると精神状態には悪影響が出る。躁鬱のどちらかに激しく振れる。なのでお客さんの少ない月曜から金曜の昼に、参加する事にした。

twitterと違い、議論になる事は少ない。これは意外で、私にとっては有難い事だった。私は議論が苦手で嫌いだ。何かに詳しく、何事でも面白がろうとする人が多い。この空気は私に合っている。

TwitterにしろFacebookにしろ、巧く行ってないと常々思っている。だが、ようやく私に合ったSNSを見付ける事が出来た様に思う。これもケータイをiPhoneにした効果だと思う。

暫くはClubhouseを続ける心算でいる。

だが、iPhoneの電池の減りは、急に激しくなった。

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