20071113

iMacを注文する

何が起きたのか良く分からないが、振り回され続け、自分でやった事と言えば、とりあえずiMacを注文した、それだけだ。だが、気が付くと、沢山物事をこなしていた。

どうもオンラインの買い物と言うものはいつも緊張して困る。本を1冊購入するだけでもわたしの体はきちんと緊張して下さるのだ。増して高い買い物になると、注文する前に「やはり明日にしようか?」などと早くも気持ちが弱腰になる。

朝起きて、歯医者の予約を延長して貰おうと電話をした。無論、頭の中はまだ悪夢の残骸でごちゃごちゃしており、兎に角電話をしてしまえば今日は終わったも同然だ、と、訳の分からない事を考えつつダイヤル。
名乗るとすぐに「少々お待ち下さい」と言われ、電話口に医者が突然現れた。
「丁度いいから、今から仕度して来て下さい。」
おいおい!
多分急なキャンセルが入ったのだろう。
「はい」とは答えたが、何が何だか分からないうちに治療と次回の予約が終わり、決まり、1時間後には部屋に居た。

「嵐の様な出来事だったな…」と思う間もなく机が今日届くとの電話あり。
急いで部屋を掃除し、朝食なのか昼食なのか分からない食事をして、夕刻の机到着を待つことにする。

自動的に今週中の予定が全て終わってしまった。

ならばこの時間の隙間を生かそう。と、少し気を落ち着けてからアップルストアにアクセスする。

そわそわする。オプションを含め、検討は重ねて来た。これで良い筈だ。と、考えても「良い!」と言ってくれる者もなく、どうも落ち着かない。弱腰になる。

注文作業を進めていると、意外と製品の到着予定が遅くなることが分かった。次回の歯医者へ行った後、iMacは来る事になるらしい。
24日夕刻から夜以外なら、何も予定はない。…ややぎりぎりか?

何事かが動き始めたのは間違いない。

12日は、どうやら妙高・黒姫でも外輪山に積雪があったようだ。『続・黒姫から』を覗き、そのことを知る。
時々、季節の立体像が頭の中に浮かぶ。

暑かったのはつい最近の事だった。そしてもう、頭上には冬が居る。

秋という季節は立体像の中で、本当に薄っぺらな層として存在する。その薄っぺらな層の中でしかわたしは活発に動けないのかも知れない。

(もし、オンラインでiMacを無事に買う事が出来ていたとしたら)わたしは実に5年振りにMacに復帰することになる。搭載されているLeopardなるOSは300以上の新機能が売り文句だが、わたしにとっては全て新機能ということになる訳だ。

不安は沢山あるが、良い方向に向かうに違いないと言う根拠のない確信が、わたしのどこかにある。
逆に言えば確信には根拠がなく、不安だけが沢山ある。

だいいちわたしはどの様にWebに繋ぐのか?という基本的なことすら分かっていないのだ。

机が来て、iMacが来て、全てはそれから。
来てみれば何とか何かが分かってくるだろう。少なくとも分からない事は分かってくるに違いない。

今は期待にワクワク躍る心を楽しんでおこう。

どうかはずれマシンでないように!

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机の組み立ては自分でやろうと思っていたのだが、女房殿の取り計らいで、業者の方がやって下さった。
いやはや、その組み立ての難しいこと!

ふたり掛りで、あれやこれやと工具を用い、30分以上格闘してようやく完成。

これをひとりでやることを考えていたわたしの甘さを思い知りました。

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