自転車の良さを吹聴したからではないだろうが…やはりこれが原因だったか?買い物に行った女房殿が自転車で帰って来た。
どうやら近所のスーパーで気に入ったものが見つかったらしい。
昨日微調整し直したハンドルの調子を確認したい気分もあったので、早速ふたりで近所の裏道をひと回り。昨日の晴れ渡った天候は次第に崩れ始めており、絶好のとは言い難い日和ではあったが、気温は高く、自転車に乗るにはまあまあの休日だった。
普段、スポーツジムに通っているだけあって、女房殿の自転車の乗り方はそれなりに様になっていた。だが、フレームの大きさがそもそも違うので、どうしてもわたしの自転車はスピードが出てしまう。いつもの様に周りの季節を感じながらの、という訳に行かず、女房殿の自転車を気にしつつの「サイクリング」になった。その意味では相手のペースに合わせる為の、細かなギアチェンジの練習になったとは思っている。
感心したのはあの重い自転車をきちんと3階迄持ち上げていた事だ。わたしにはとても真似が出来そうにない。女房殿の自転車は重い上に、パラレル型のフレームなので肩に担ぐ事が出来ない。
自転車にはかなり慣れて来て、もはや腰痛や背筋痛を感じる事も無くなった。3階迄持ち上げる事にもすっかり慣れてしまい、これが原因で自転車に乗らなくなる事もなさそうだ。
調べてみると、どうやら女房殿の自転車は、とりあえず日本製らしい。わたしの自転車は台湾製なので何となく差をつけられたような気分が、何故か、する。
車を手放した事などで、かなりの出費が削減された。女房殿の自転車は、今迄わたしが借りていた駐車場代にほんの少しの金額を加えるだけで買えた。自動車とは何と金を食う代物だったかを改めて感じた。
自転車は体力を使うが、移動や駐車(駐輪)にお金が掛からない。
もう少し乗り馴れたら、桜を見にでも出掛けようと画策している。それまで、ヨーガなどをやりながら、少しでも体力を付けなければ。
よもや我が家に自転車が2台揃うとは思っても見なかった。
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