週末は乗り慣れた車の廃車手続きに追われた。
一抹の寂しさはあるが、それが一抹のものである事に自分で驚いている。
昨日(22日)は最終的な作業をこなし、共有のものとなる女房の自動車の合鍵を作りに行く。だが、既に心は自転車に動いてしまっていて、自動車に積極的に乗りたいと思うに至らない。
結構ストレスが溜まったので、自転車で家の近くをひと回りする。スミレが咲いていたのを見たのはつい最近の事ではなかっただろうか?
路地の脇にヒメオドリコソウが咲いているのを見たのを皮切りに、ほんの少し前に比べてあまりに多くの草花が咲いているのを見て驚いた。
北に登ると、遠くの山々を含め、眺望が一変する。
その山々の雪もひと目見て分かる程、雪が少なくなっている。春が、爆発するような勢いでやって来た。
そして思う。恐らく、自動車に乗り続けていたらこの爆発的な春に、気付けなかったのではないか?
身体を使いながら動くと、風景が急に見え始める。この事を最近強く感じる。
何よりも、駐車場に車を入れる時の緊張感を感じる事なく過ごす事が出来る。廃車手続きの寂しさが一抹のものであったのは、これら様々な開放感を感じているからかも知れない。
とりあえず自転車専用レーンが欲しい。
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