もう閉じてから15年経つが、『夏の扉へ』は前身がある。掲示板だったのだ。
ふと思い付いてWayback Machineで過去の掲示板を呼び出してみた。幾つか見付かった。
結構心血を注いてこの掲示板を運営していた。
知り合いを中心にかなりの顧客を擁していた。
USGSの画像やひまわりの画像をダウンロードしては、文章を組み立ていた。例に挙げたものは掲示板を閉じる寸前のもので、もう発言者の多くが私自身になっているが、まだお客さんは来ていた。
背景やヘッダの写真などを見ると、自分でも良いセンスしていたなと感じる。
こうして見ていて驚くのは、使用した他サイトの画像が、かなりの頻度でまだ使えるということだ。これは意外だった。
今ではひまわりも8号になり、画像も滑らかなアニメーションとなったが、この様に単独で使うには不向きになってしまった。
多くの点で掲示板というWeb文化は前世紀の遺物だと、少し心にちくりと感じるものを含めて思う。まだ生き残りはあるが、殆どの掲示板サーヴィスは閉鎖してしまった。
Webの創世記から、様々なサーヴィスが生まれては消えて来た。私たちはその度に一喜一憂して、それでも時流に乗り遅れまいともがいてきた。
この掲示板『夏の扉へ』を閉じるのとほぼ同時に、ブログ『夏の扉へ』を始めた。思えば結構長続きしている。
今回掲示板『夏の扉へ』を振り返る事が出来て思うのは、あの頃の私は今より真摯だったと言う事だ。言い方を変えれば肩に力が入っていた。
この頃になってようやく、文章に凝る事なくブログを書く事が出来るようになった。これは良い事なのか悪い事なのかは分からない。だが、自然とそうなってしまったので、時流に逆らう事なく続けている。その結果はそのうちにわかるだろう。
これから先、どんなWebサーヴィスが現れ、私はどれに手を染めるのだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿