20140223

岩石用ハンマー登場

掻いても掻いても減らなかった雪は車に踏み固められカチンカチンになっている。現在母の家の前は、こうなっている。
これは単なる雪ではない。ほぼ氷だ。それもかなり高密度の。
シャベルなどでつついたくらいではびくともしない。
そこで、
こいつで砕くことにした。

愛用の岩石用ハンマーである。よもやここで登場願うことになるとは予想していなかった。

長年こいつを振り回してきた。

なので私は自分で言うのも何だが、ハンマー使いに関しては神業の持ち主だと自負している。

思い切り振り回してもミリ単位の精度でハンマーを打ち付けることが可能だ。

どの形状の氷にはどの角度で打ち込むのが適切か、道路を傷つけずに氷のみ砕くにはどの程度の力を入れたら良いかなどを瞬時に判断して作業を進めることが出来る。

早速作業開始。
固い雪氷もどしどし砕いて行く事が出来る。

だが、雪を甘く見ていた。小1時間で軽くクリア出来ると思っていたのだが、進まない。
全面を完璧に綺麗にすることは諦めざるを得なかった。
取り敢えず出口と隣への通路、そしてゴミ収集場までの経路を確保。これだけやってあれば、母と向かいの家の年寄りが押すシルバーカーくらいは通れるだろう。

妥協してしまったのだ。

2時間掛けてこれしか出来なかった。

雪氷の断面。
 ハンマーの先が道路面にあたる。20cm程の厚さに踏み固められており、下部5cm位は透明な氷になっている。この部分の破壊に手間が掛かったのだ。

岩石用ハンマーを持っていて良かったと心から感じた。そうで無ければとても手の出しようがなかっただろう。

2時間ハンマーを振り続けていたら、さすがに左手に豆が出来、潰れた。

20140222

氷の世界

先週Blogを付けなかったことは痛恨事だ。
どっさりと雪が降った。箱清水で62cmだったか、その程度の積雪が善光寺平でも見られたのだ。

自宅と年寄りの家の雪掻き(と言うより年寄りの発掘作業)に奔走し、それだけでも忙しいのに通院と図書館行脚などに駆け回っている内に何となくBlogを付け忘れてしまった。

とてつもない量の積雪だった。掻いても掻いても後からどしどしと雪は降り積もり、とても追い付く量ではなかった。それぞれで少なくとも3、4回は雪掻きをしたのではないだろうか。

善光寺平は決して豪雪地帯ではない。この付近にしては雪が少ない。だから武田信玄や上杉謙信は善光寺平を欲しがった。
それにしては日々の生活に及んでいる被害は少なかったと言えると思う。

至る所生活道路は未だ寸断され(歩道は雪が積み上げられそれが凍り付いてまるで山道だ)生鮮食品が高くなった。だがそれだけだ。


このような豪雪があると後になってとんでもない光景が見られる。
これが現在のベランダの有様だ。
屋根からの融雪が寒気で再び凍り付く。

この氷の中からサンダルを2足発掘した。


山梨や秩父で深刻な雪の被害があったようだ。

やや北寄りに進んできたとは言え南岸低気圧(これを台湾坊主と呼ばなくなったのは何故なのだろうか)雪の少ない地域にどっさりと雪は降り被害を出した。

山梨の150cmはさすがに凄いと思うが、東京などはそれ程の積雪とは思えなかった。だが被害は出た。

都市の脆弱を感じるが、このような普段から雪にまみれている地域の者がそれを嗤う姿勢を「北から目線」と言うのだとtwitterで知った。


今は雪が多すぎて実感はないが、後1週間で3月に突入する。春は近い!

20140208

南岸低気圧

雪の写真を揚げておいて何だが、今年は雪が少ない。雪掻きが必要になったのもこの冬2度目だ。
 これは15時ころのベランダからの風景。まだどしどし降り積もっている。気象庁の発表では長野市内(つまり箱清水の事だ)で21cmの積雪があったと言う。

方々から雪の便りが届く。

何と沼津でも積雪があったとFB友だちが報せてくれた。20年振りだと言う。21世紀に入って初めての積雪だという事だ。

東京都内も積雪があったようだ。

都心、13年ぶり大雪警報 交通や大学入試に影響

都内各所でパンが売り切れているという。都心は雪に弱い。長野市内はそれ程雪に警戒感がある方ではないと思うが、それでも10cmや20cmの積雪ではびくともしない。

典型的な南岸低気圧だ。
もしこうした南岸低気圧の通過と予想されている東南海・南海地震が重なったら、都心はどれ程の混乱に陥るのだろうか?
天気図と同時刻の赤外線画像。

地震と低気圧の通過の間には関連があると考えている学者もいる。