iPhoneアプリ「禁煙ノート」には切りの良い数字が並ぶ。
- 吸う筈だった煙草の本数:2,000本。
- 得した煙草代:44,000円。
- 得した時間:166時間。
この内煙草代と時間はそれ程実感がない(しかし44,000円は凄い!)。
ご褒美と称して、氷見から海とろ丼鰤を取り寄せたり、甘いものを頻繁に買ったりしている。
それにもともと収入が減るから煙草を止めようと決断したのだ。得したとは感じられない。
また、煙草を吸わなくても十分に無駄に時間を使っている。煙草を吸う為にベランダで過ごした時間は確かに完全に無駄な時間だったが、その分時間を有効に使っているとは死んでも言えない。
けれど吸う筈だった煙草の本数には正直言って衝撃を感じている。
ただし、これは1日に20本煙草を吸うものとして計算している。
断煙する数ヶ月前から、あれこれあがいて「断煙の練習」をしていたので煙草の本数は激減していた。正確とは言い切れない。
しかし、少なくとも1日に10本は煙草を吸っていた。つまり断煙を始めた期間の内に少なくとも1,000本は煙草を吸っていたことになる。
千の単位の本数で煙草は消費されていたはずなのだ。
妙な言い回しになるが、地道に努力する者には敵わないなと感じるのだ。
学生時代は今より遙かに吸う煙草の本数が多かった。
1日に2箱は吸っていたのではないだろうか?そうなると100日に4,000本という事になる。
2,000本は妥当な数字だと思う。
吸わない!を意識し始めたので、長く感じるが、 100日は煙草を吸っていた期間に比べて遙かに短い。その短い期間の内にこれ程大量の煙草を消費していたのだ。
一気に2,000本の煙草を吸え!そう言われて出来るものではあるまい。
1時間に1本ずつ。「真面目」に吸い続けたのでこの数字が達成出来ていた。
逆に言えば、「真面目」に断煙を続けたので、2,000本吸わなかったという数字が達成出来たのだ。
1時間に1フレーズ、外国語のフレーズを覚えれば100日で2,000フレーズ覚えることが、(理論上では)可能なのだ。会話が出来る!
実際には吸った煙草はいつ迄も吸った煙草であり、吸わなかった煙草はいつ迄も吸わなかった煙草のままだ。
外国語のフレーズは忘れる。理論上で出来る事も、そうやすやすと実行出来るという訳では無い。
けれど、この100日で2,000本の煙草を吸わなかったという業績も実行出来た事柄のひとつである事には変わりあるまい。
断煙という成し難い事業をひとつ、達成したのだ!
この事実にはもっと自信を持っても良いだろう。
断煙を始めてから、それ迄殆ど更新されていなかったこのBlogも比較的頻繁に更新されるようになった。
その事も密かに特筆すべき事柄として意識している。
更新しなかった時期に失ってしまった読者は戻っては来ないだろうが、新しい読者もその内に付くのではないだろうか?
しかし、頻繁に更新するようになって、若干文章が荒れている。これは意識して直して行かねばと思っている。
昔は、Upしてから相当経ってからも文章に手を加えていたのだが、最近それをしなくなっている。直した文章が読まれないからだ。読まれなくても精進は必要だろう。反省!
過去のBlog、それもこのBlogではないBlog群に載せた文章を読むと、格調の高さにびっくりする。取り戻したいものだ。
今こうして実際に読んで下さっている皆様には心から感謝の意を表したいと思っている。
本当にありがとうございます。
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