20080626

巣立ちの日々?

昨日(25日)は朝から強い日光が射していたが、25℃程度と気温がさほど上がらず、午後からは強い北風が吹き始めた。暑いのか涼しいのか良く分からない中途半端な日だった。

ふと気が付くと、ツバメが5、6羽、群れをなして強い風の中を戯れるように滑空していた。

この飛び方は子ツバメ独特の戯れ方だ。生きる為に必要な事を全くしていない。
午前中の風が弱かったときに巣立ちが行われたのかも知れない。一昨日は親が単独で啼いていた。巣立ちが昨日だった事は、ほぼ確かな事だろう。
巣立ちの日なら、親ツバメは結構律儀に子ツバメを見守っている。

昨年はバランスの取れない子ツバメが電線に留まる練習をする姿を見た。必要以上に力んだ足で前や後にバランスを崩しながら、必死に電線にしがみついていた。あのような状態では昨日午後の強風の中で電線に留まるのは無理だ。或いは巣のある木立の中で巣立ちが行われたのだろうか?戯れていた子ツバメたちは、群れを成すように電線に留まり、その姿もなかなか堂に入っていた。

今日は朝から雨の予報。いつ雨が降り出してもおかしくない、分厚い雲の下、他の巣の子ツバメと思われる群れが戯れていた。

興味深い事に、巣によって少しずつ啼き方が異なる。例のやかましいツバメも子孫を残したらしく、4時頃、全ての子ツバメが「やかましく」啼いていた。何故か少しだけ嬉しく思えた。やかましいけど…

この付近、ツバメの啼き声は一体どうなってゆくのだろう?

一滴も雨が降らない。

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