アメダスデータによると、昨日の最高気温は15時に記録された24.0℃だった。この時間の気温だけが少し突出していたので、いくら全国で最も標高が高い測候所、箱清水のデータであったとしても、盆地部でも夏日にはならなかったのだろう。
今日の朝の気温は昨日より明らかに低かった。4時に10.7℃。
半袖Tシャツの上に長袖を着てしまった。太陽が昇るや否やすぐ脱いでしまったけれども…。
しかしベランダに出て日に当たると、その陽射しが昨日とは全く異なる事に気が付く。肌がじりじりとひりつくような夏のそれだった。
9時の気温は19.2℃。昨日より低いが、殆ど同じ様なものか?
今日の最高気温は27℃と予想されている。完全な夏日だ。
毎日の様に一番先に啼き始めていた気の早い燕は、いつの間にか啼かなくなってしまっている。何かあったのだろうか?
しかし、朝は嬉しい程に鳥が啼いてくれる。
燕を始めとして、郭公、ウグイス、そして最近はホトトギスまで啼く。
この「うるささ」は東京では味わえないものだ。
山笑うの季節はいつの間にか過ぎ去り、むしろ山滴るの季節になっている事に気が付く。
春山澹冶而如笑
夏山蒼翠而如滴
秋山明淨而如粧
冬山慘淡而如睡
─『臥遊録』─
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