6月が終わろうとしている。史上最短の梅雨も明けた。
この間、スティーヴン・ジェイ・グールド『ニワトリの歯上・下』、ハンス・ペーター・リヒター『あのころはフリードリヒがいた』、大串尚代『立ちどまらない少女たち─〈少女マンガ〉的想像力のゆくえ』、岸本良彦訳・注『ディオスコリデス薬物誌』を読破した。
その度にブログに纏めねばと思うのだが、思うに任せず、放置したまま次の本に手を出してしまっている。
ただひたすら暑いのだ。
読破する度に思うところはあるのだが、暑さに思考が溶かされ、文章として纏める事が出来ずにいる。
実を言うと本を読むのにもままならない状態だ。
図書館の返却期限が近いので、それが気になり、何とか本のページを捲る。
だが急転直下来てしまった鬱も重なり、捗らない。読破した本が何冊かあるので、それで満足しようと思うに至っている。
猛暑は後3ヶ月は続くと予想されている。鬱もその程度、或いはそれ以上続くだろう。それに加えて大渦巻きのように押し寄せる自己嫌悪と希死念慮に抗って、青息吐息で何とか日々を送っている。
それが今の所の私の限界だ。