20200705

Earthlings

カラダカラという食と体組成を記録するサイトで"Earthlings"という映画を教えて頂いた。
観るのにかなりの覚悟が必要な映画だ。日本での配信、上映はなかった。DVDも発売されていない。だがYouTubeで観ることが出来る。

Earthlingsとは地球上の生きものを意味する。

猫とヴィーガンな生活』というブログで、既に詳しく解説されている。

潜入調査による、動物たちの苦難(人間による受難)を扱ったドキュメンタリー映画だ。

1.嘲笑 2.猛反対 3.承認の三部からなり、「ペット」「食料」「衣服」「エンターテイメント」「医学・科学研究」の5つの分野が取り上げられている。

この映画を観ると、人間が他の動物たちに対して、いかに不必要な残酷な仕打ちを続けているかが分かる。

覚悟が必要と言ったのは、この映画の中には残酷なシーンがあるという事だけでは無く、私たちがそれを知ってしまうこと。その事にある。

知る事は変わる事。私たちは、どう変わってゆくのだろうか?


ヴィーガンになりたい。
先月の終わり辺りから、強くそう思い始めている。その思いを、単純に実践すればいい。それは分かっている。けれど大人の事情から、実践できずにいる。

この映画を観て、改めて、その思いを強くした。

この映画程、人間の動物の搾取・虐待・強奪を、網羅的、体系的に描いた作品を私は他に知らない。
この映画に共感する事は、ヴィーガンへの道を選ぶ事以外に、手立ては残っていないと感じる。
生活の様々な局面で、安易な消費を続けることは、動物たちからの搾取・虐待・強奪の共犯になることを意味すると思えるからだ。

そう、私は私に有罪を宣告する。またひとつ世界は生きにくくなった。

これが現実なのだ。それを知りたければ、是非この映画を観て欲しい。大事な事が語られている。

映画のナレーションは元ハリウッド俳優であり、ヴィーガンでもあるホアキン・フェニックスが担当している。音楽はアーチストでヴィーガンのモビーが担当している。

監督がインタビューに答えています。
アースリングスの映画監督マンソン氏が語るpart1
アースリングスの映画監督マンソン氏が語るpart2

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