20200929

いつ鑑賞するか

  フェデリコ・フェリーニの代表作『道』を録画できた。今からいつ観ようかと楽しみだ。けれどその「いつ」がどのくらい先になるかが分からないので、困っている。

録画したのは、『道』だけではない。他にも『ガッテン』や『ブラタモリ』を始め、タリス・スコラーズが出ている音楽番組や『NHKスペシャル』など幾つもある。

基本的にテレビのチャンネル権は女房殿に預けてあるので、どうしても観たい番組は、録画して、一人のとき観ることにしている。

だが、その一人のときが問題なのだ。

録画をまず話題に載せたが、している事はそれだけではない。NetRadioHunterというソフトを手に入れたので、ラジオの番組で、これはと思うものをどしどし録音している。

月曜から木曜の14:00から15:50までの『クラシックカフェ』を始めとして、その直前の『ビートルズは終わらない』。月曜から金曜の19:30から21:10の 『ベストオブクラシック』は必ず録音している。


  

昼、録音した番組は基本、その場で聴くようにしている。それでないと、どんどん溜まる一方なのでこれは欠かせない。

また、月に一度、県立長野図書館と市立長野図書館から、それぞれ5冊ずつ本を借りているので、それも読まねばならない。

月に10冊というと、かなりの量になる。実質自由になる時間は、主にこれらの本を読む事に充てられている。

そうなると、録画したテレビ番組をいつ観るかが問題となってくるのだ。

それらを観る、まとまった時間がなかなか取れない。

ブルーレイは、録画してから5年が限界だと言う。

5年というと長い月日のような気がするが、現実問題として、もう限界を超えてしまったブルーレイも何枚もある。

これでは無駄にディスクを消費しているだけで、ただですらない金を浪費しているだけという、悲惨な状態を招いているだけという事になってしまう。これは避けたい。

どうすればいいのか。

今のところ、解決策は見つかっていない。

私にフェデリコ・フェリーニの『道』を観る日はやってくるのだろうか?


20200915

さらばATOK

賢くなったとは聞いていたが、ここまでとは思っていなかった。

昨日でATOKの使用期限が切れた。Macを使い始めてから15年間、ずっとお世話になっていたが、お金が続かない。意を決して、Mac標準の日本語変換を使う事にした。

使ってみると、なかなか良いではないかという感触を持った。

デフォルトでライブ変換がオンになっている。この機能がある事自体を、私は知らなかった。入力する端から変換してゆく。これが結構使えるのだ。

ATOKほどではないが、予想変換もきちんとやってくれる。

そればかりか、これは全く期待していなかったのだが、辞書機能も備えている。

これならわざわざお金を払ってATOKを使用する必要はないなと感じた。

ここまで読んで分るように、私は今迄標準の日本語変換を、全く試さずに放置していた。昔の使い物にならないことえりの感覚で理解していたのだ。

ATOKは有料のIMらしく、それなりに高度な機能を付け加え続けている。だが、差別化を意識するあまり、余計な機能が多過ぎるようになってきたと思う。

普通の使い方をしている限り、標準の日本語変換で充分だ。

しばらくはこのままでやってゆくつもりでいる。

何事も試してみないと分からないものだ。