よもや私が大手のスーパーに勤めることになろうとは思っても見なかった。
その思っても見なかった事が現実となってひと月が経った。
最初の内は一日の労働が終わると疲れ果て、一滴の余裕もなく家に帰ってきたものだ。
それを振り返ると少しは慣れが出て、余裕が出てきたのかとも思える。
確かに慣れはあり、最初の内次にやることを必死に思い出しながら当たっていた作業も、ある程度は無意識に身体が反応するようになっては来た。その分疲れ方も多少は減ってきたように思える。
だが、一日の作業が終わると疲れ果てているのは未だに変わりがない。
思えば無茶振りとも言える就労の開始だった。
前任者が二人辞めるので雇われたと知ったのはかなり後。辞めるまでに5日しかなく、その間にどっさりある仕事内容を全て覚えなければならなかったのだ。
更にはすぐ後に入って来た若者に、仕事を指導する立場にも立たされた。普通なら指導される側にいる筈の期日だった。
さすがに大手だなと思うところは多々ある。
労働環境は全くブラックではない。
職種の関係で、土日やゴールデンウィークはおろか盆も正月もない事になったのは仕方ないだろうが、今迄体験してきた会社で常にあったサービス残業は極力撲滅する努力が支払われている。
そして何より生まれて初めての事なのだが、ボーナスや有給休暇というものを体験出来るようだ。
職場は波瀾万丈とも言い得る多くの出来事が満載の状態。
これから先もいろいろなことがあるだろう。
兎に角、何とかひと月という区切りを迎えることが出来た。
正直ほっとしている。
6 件のコメント:
一番辛い最初の一ヶ月、お疲れ様でした!
どんな風に働いておられるのか
ちょっと想像が付かないのですが、
普通の人ならただこなしていることを
分析したり深く考えたりして
ものすごい速さで思考の流れのときを
過ごされているのかとお察しします。
次は、三ヶ月の節目かしら^−^
北星余市でも、そろそろ学生のボロ?が
出始める時期です。
GWで実家に帰っても、ちゃんと学校に戻ってきてほしいなぁと
思いながら、連休前の学生たちを見送ってきました。
普通の人はただこなす事が出来るのですか!?
私はそれが出来ないので困っているのです。
最初はこの機会に読めば実になると考え、
ドラッカーなんぞを読み始めたのですが
さすがに末端のそのまた末端にいるような私には
マネジメントなんぞという概念は必要ないようで
それでも何かになるのではないかという
漠然とした期待を無理矢理ひっつけております。
つまりまだ諦めずに読んでおります。
世間はゴールデンウィークなのですね。
私は全く縁がなくなってしまいました。
世間が休みの日はスーパーでは書き入れ時。
かえって忙しいのです。
このままの勢いで3ヶ月の節目も突破したいところですが
さてはて、
どうなることやら。
一か月、ご苦労さまです。
スーパーだと業務がスピーディで毎日が目まぐるしそうです。
いけださんの仕事は、具体的にはどういう内容なんですか?
惣菜コーナーの裏方。後片付けをやってます。
揚げ物が多いのでその油の後始末から始まって掃除まで膨大な量の仕事があります。
あれをやりながらこれをやるが出来ないといつまで経っても終わらないので
かなり不得意分野の仕事と言えると思います。
それをやりつつ
時間を見て商品の見切り。つまり値引きをする作業も入ります。
こちらの方が仕事としては楽かなぁ。
いずれにせよとんでもなく密度の濃い時間を過ごしています。
体脂肪率がどんどん落ち続けています。ついに9.0%になってしまいました。
それは、大変そう。
客としても、スーパーって戦場だと思います。
足が悪いのに、そんなに動き回る仕事して大丈夫なのかと夫が心配していました。
ずっと立っていなければならないので足が悪い事は確かにハンディキャップです。
けれどこれも慣れだと思うのです。
最初の内は仕事が終わる前に限界を感じていたのですが、
この頃は残業をしても、まだほのかに体力の余裕がある事を感じています。
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