7月はGlenn Gouldで始めたい。
本が揃ってきた。
いずれも古書サイトで見付けたものだが状態は良い。
あちこち覗いてみて、拾い読みをしている段階だがどれも面白い。これ程Gouldに文才があるとは知らなかった。
依然としてYouTubeでピアノ曲を中心に聴いているのだが、以前ほど自分の好みだけで聴かなくなってきたように思う。
どちらかと言えば、「誰でも良く」なってきた。
一定の水準を満たしていればどの演奏にもすばらしさを見いだすことが出来る。
だが、やはり特別なピアニストは特別なのだ。
そして、Glenn Gouldは、やはり今でも私にとって特別なピアニストであり、音楽家であり、そして書き手だ。最後が最近加わった要素だ。
私の生活にGlenn Gouldの言葉を読む喜びが加わった。これは彼の音楽を聴くのと同じ位スリリングな体験だ。
今日はそのGouldを描いたYouTube動画のもうひとつを紹介したい。
『グレン・グールドをめぐる32章』というドキュメンタリー映画。と言うより純粋に映画だ。
原題は『Thirty Two Short Films about Glenn Gould. 』
1993年にカナダで作られた。
監督はFrancois Girard。製作はNiv Fichman。脚本はFrancois GirardとDon McKellar。撮影はAlain Dostie。編集はGaetan Huotとなっている。
不可思議に満ちた音楽家Glenn Gouldを描いた、不思議なドラマになっている。私は魅了された。
10分程度の10つの動画に分けられている。ご覧頂きたい。
グレン・グールドをめぐる32章_1
グレン・グールドをめぐる32章_2
グレン・グールドをめぐる32章_3
グレン・グールドをめぐる32章_4
グレン・グールドをめぐる32章_5
グレン・グールドをめぐる32章_6
グレン・グールドをめぐる32章_7
グレン・グールドをめぐる32章_8
グレン・グールドをめぐる32章_9
グレン・グールドをめぐる32章_10