20210524

Time Machine復活

 今月4日にTime Cqpsuleがご臨終になられて以来、20日間バックアップなしで過ごした。とても不安だった。我がiMacは2014年に購入したものだ。もう古い。いつ今度はiMacがご臨終あそばされるか分からない。

豪を煮やして今日(24日)朝イチでヤマダ電機に行って、2TBのHDDを購入して来た。選んだのはELECOMのUSBHDD。7,425円という手頃な値段だった。


クイックスタートガイドを流し読みして、早速接続。環境設定からTime Machineを起動して、HDDのアイコンを選ぶと、すぐに初回のバックアップが始まった。正直ホッとした。


だが、ここで安心はしていられない。なにしろTime Capsuleだって初回のバックアップは出来たのだ。

初回のバックアップが終了したのが12:01。Time Machineを開いてみると、次回は12:26となっている。すぐだ。

iMacとiPhoneでルーチンをこなして時間を潰す。

だが、12:26になってもバックアップが始まらない。少し焦った。だが、少し待つと準備中になった。

12:28無事2度目のバックアップ終了。やっと安心する事が出来た。

どうやらその後は1時間置きに、順調にバックアップが出来ているようだ。ようやくTime Machineは復活した。

関係ない話だが、昨日(23日)、COVID-19ワクチンの予約の電話がやっとの思いで繋がった。返信の電話も即日あり、ワクチン接種の日程が決まった。

かなりよろよろとだが、私の人生もようやく順調に動き始めたようだ。

だがUSBHDDを選んだ為に、ただですら少ないUSBポートがまたひとつ塞がってしまった。これは予定外の誤算。とは言え懸案だったTime Machineの復活が成された事を思うと、この誤算は許容範囲内の事だと思えるのだ。

そう思える程、バックアップなしでのiMac使用は、私を追い詰めていた。

20210521

Takeda Lullaby

 Spotifyで出逢った。YouTubeで探したらそのものズバリがあった。

言わずと知れた名曲『竹田の子守唄』。グレイストン・アイブズの編曲。歌っているのはザ・キングズ・シンガーズだ。一度聴いただけで、その編曲の素晴らしさに虜になった。


だがこの唄が海外の歌い手によって、しかも日本語で歌われていることに驚きを覚えた。

森達也の『放送禁止歌』(2003)によると、この曲は複数の被差別部落に伝わる子供の労働歌であり、題名に「子守唄」とあるが正しくは「子守子唄」であり、子どもを寝かしつけるのではなく、部落出身で子守として奉公に出され、学校へ通ったり遊んだりする余裕のない10歳前後の少女の心情が唄われているという。

元々は1964年12月東京芸術座が公演した労演主催の舞台作品である住井すゑ原作の『橋のない川』で尾上和彦が音楽を手掛けることになり、主題に即した曲を使おうとしたが、尾上は部落問題を肌で感じる事が出来なかったため、実感を得るために別の仕事で訪れた事のある被差別部落のひとつである京都伏見区竹田地方の当地の合唱団「はだしの子」メンバーの一人の母親から、「カラッと明るく」唄って教えてもらった民謡を、編曲して使ったものだ。

それが合唱団のレパートリーになったことで、当時のフォークソングの歌い手たちにも広まった。その一人が後の赤い鳥の後藤悦治郎であった。

当初は赤い鳥も唄の由来や意味をしっかり理解しておらず、その場所も大分県竹田市のことだと思っていた。

1971年4月から後藤と橋本は唄の発祥を探し始めた。歌詞に雪があるため大分県ではなく、「よう泣く」の「よう」は関西方言ではないかと考えた。

探し続けて2ヶ月が経った時、ある女性から歌詞の「在所」は京都では被差別部落を指すと教えられ、橋本は「大きな楔を打ち込まれたように言動が止まった」と感じた。

だが、この由来に動揺した放送局は慌てて自主規制を掛けた。それ以降、この唄は放送禁止歌として聴く機会が減少したという。

ザ・キングズ・シンガーズが唄っている曲は、このように複雑な由来と数奇な運命を辿った唄なのだ。それと知って唄っているのだろうか?

森達也『放送禁止歌』にはこの唄の元唄の歌詞が紹介されている。


元唄

この子よう泣く 守りをばいじる

守りも1日 痩せるやら

どしたいこりゃ きこえたか


ねんねしてくれ 背中の上で

守りも楽なし 子も楽な

どしたいこりゃ きこえたか


ねんねしてくれ おやすみなされ

親の御飯が すむまでは

どしたいこりゃ きこえたか


泣いてくれよな 背中の上で

守りがどんなと 思われる

どしたいこりゃ きこえたか


この子よう泣く 守りしょというたか

泣かぬ子でさえ 守りやいやや

どしたいこりゃ きこえたか


寺の坊さん 相性が悪い

守り子いなして 門しめる

どしたいこりゃ きこえたか


守りが憎いとて 破れ傘きせて

かわいがる子に 雨やかかる

どしたいこりゃ きこえたか


来いよ来いよと こま物売りに

来たら見もする 買いもする

どしたいこりゃ きこえたか


久世の大根めし 吉祥の菜めし

またも竹田の もんば飯

どしたいこりゃ きこえたか


足が冷たい 足袋買うておくれ

お父さん病気で 寝てござる

どしたいこりゃ きこえたか


盆が来たかて 正月が来たて

難儀な親もちゃ うれしない

どしたいこりゃ きこえたか


見ても見飽きぬ お月とお日と

立てた鏡と わが親と

どしたいこりゃ きこえたか


早もいにたい あの在所こえて

向こうに見えるは 親のうち

どしたいこりゃ きこえたか

20210515

えあ草子復活!

昨日メールが届いた。

遥か昔、AIR草子と言うアプリを愛用していた。青空文庫に対応した、縦書きで読み易く表示するビューアーアプリだった。

ある日、AdobeAIRが突然終了してしまい、そのアプリが使えなくなってしまった。残念ながら、泣く泣くアプリを削除した。

代用となるようなアプリは見つからず、青空文庫もろとも遠ざかってしまっていた。

メールは、そのAIR草子の代わりとなるえあ草子なるデスクトップ版アプリのリリースを報せるものだった。

すっかり諦めていた私にとって、これは思わぬ嬉しい誤算だった。早速ダウンロードした。

恐る恐る起動。

驚いた事に、以前課金してアカウントを作って使用していた者は、そのアカウントのまま、改めて代金を払わずに使えるという。

二重に嬉しい誤算だった。

以前のAIR草子では、アプリから直接青空文庫を検索出来た。今回のデスクトップ版では、直接のアクセスは出来なくなっており、青空文庫を開いて、読みたい本のIDを検索窓に入力する必要がある。これはちょっと残念な仕様。だが、使い勝手はかなり改良されていた。細かな所まで気が配られているのが分かった。

Mac版はLinuxベースで作られた暫定版との事だったが、十分に使える。

お知らせを読んでみると、このアプリの最初のリリースは2021年の5月13日との事だった。それほど昔の事ではない。当時はかなりバグがあったようだが、すぐに対応したらしく、今のところ目立ったバグは見当たらない。快適に読書が出来る。

青空文庫は有志のボランティアで、著作権切れの作品をWeb上にあげ、無償で読む事が出来る有難いサイトだが、ブラウザなどで開くとかなり読み難く、それが難点になっていた。

このえあ草子の復活で、その難点もクリアされる。青空文庫への参拝もこれで復活するに違いない。

アプリの登録を済ませて、早速伊藤野枝の『新しき女の道』を開いて読んだ。

20210504

Time Capsuleが…

 Time Capsuleが、4月23日以来、バックアップ不能になった。

これが使えなければ、Macを使っている意味が半減する。昨日(3日)何度も再起動を繰り返したのだが、進展なし。大いに困った。

検索し、解決策を模索。幸いにも同じ症状から脱却した方の記事がヒットした。

MacのTime Machineでバックアップができない時の対処法

単に再起動するだけでは対処出来ない時があるらしい。

その時にどうするかも、懇切丁寧に書いてあった。

言われるままに設定ファイルやバックアップファイルを削除して、Time Capsuleを初期化した。どうにかバックアップが始まった。一安心。


だが、かなり前からTime CapsuleのWi-Fiが使えなくなっており、そろそろ買い替えの時期かと判断。幾らなら買えるのかと探してみた。

そして、何と言う事だろう。Time Capsuleは2018年に生産終了していた事を知った。

Apple、Wi-FiルーターのAirMacを終了

IMacのバックアップはTime Capsuleに頼り切りだった。それがもう出来なくなるのだ。

これは大事件だ。

Time Capsule以外の方法を模索してみたが、どれも設定が難しいものばかりだった。私にはとても手に負えない。

ただですら金がない。しかも金では解決出来ない事態が発生したのだ。大いに狼狽えた。

Time Capsuleのバックアップは何とか終了。最悪の事態はどうにかこうにか避ける事が出来た。こうなったら、今持っているiMacとTime Capsuleを大事に扱い、長持ちさせて行くしか方法ない。

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などと思っていたのはまだ楽観的過ぎたかも知れない。丸1日Time Capsuleはバックアップを続けてくれたが、今日(5日)の夕方から、またバックアップ不能になった。再起動を掛けても駄目。設定ファイルを削除しても駄目。昨日は上手く行った対策も、今日は上手く行かない。初回のバックアップは2時間程かかる。また明日第一歩から始めなければならないようだ。我がTime Capsuleは本当に寿命なのかも知れない。

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今朝(6日)何とか新規バックアップに成功した。新しいトラブルの脱出法も覚えた。だが、いつまたバックアップ不能に陥るか分からない。こうして騙し騙し使って行くしかないのだろう。

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駄目だ。どうしてもバックアップが中断してしまう。

20210421

Return To Forever

 凄いライブを聴いた。というより観た。と言ってもYouTubeでの話だ。

先日亡くなったChick Coreaの代表作とも言える”Return To Forever”を聴きたくなって、YouTubeで検索してみた。網に掛かって来たのがこれ。


キーボードは当然Chick Corea。ギターにAl Di Meola、ベースStanley Clarke、ドラムスLenny Whiteという実力者を揃えたレギュラーカルテットでの2008年の演奏だ。

まずはその演奏の桁外れの巧さに改めて驚いた。難しいフレーズも、いとも簡単にこなしてしまうテクニックの確かさに舌を巻いた。

余りフュージョンを聞かない。どこか中途半端な音楽に思えて、今ひとつ乗り気になれないからだ。だがChick Coreaは違う。フュージョンの創始者のひとりに数えられるが、その音楽性の高さには定評がある。聴いてみても、十分に鑑賞に値する。

演奏もただ速くて巧いだけではない。その速さには必然性があり、高い音楽性に裏打ちされている。

カルテットでの演奏の後に、中間部でそれぞれのソロが行われるが、演奏者はひとりで丸裸にされても、十分場を作って行くだけの演奏を繰り広げる。楽器で各々の世界観を存分に展開するのだ。

そして、その演奏がひとつになった時、シンクロと響き合いは見事な調和を見せる。

音楽を聴く度に、その世界の広大さに慄きに似た感動を覚える。普段古いクラシックばかり(それだけでも十分世界は広い)聴いている私も、この演奏に触れて、また新たな音楽の世界を発見する事が出来るのだ。

良い音楽を聴けた。私はかなり幸福な気分だ。

20210407

iMacは覚えていた

 先日のiPhone復帰の時、アプリが元に戻らなかったことを、私は大層残念がっていた。

今日の午前中、そろそろ桜が散り始めると思い、その前にiPhoneで写真を撮っておこうと外に出た。5、6枚撮影して帰って来て、iPhoneの写真もiMacに保存出来るのではと考えた。そこでケーブルを使って、iPhoneとiMacを繋いでみた。

何事かが起きた。

一通り反応が収まった頃合いを見て、iPhoneを開いてみて驚いた。何と!そこには昔買ったアプリなどが復元されているではないか。しかもフォルダに入った状態で。

新しく入れたアプリなどはバラバラの状態になっていた。

iMacは6年前に買ったものだ。なので通常のやり方では昔のiPhoneの設定が保存されている筈はない。

恐らく、iMacで使っているTime Capsule経由で、昔のiMacに保存してあったiPhoneの情報が今になって復元されたものと思われる。


急いで、改めてアプリをフォルダに収納し、アプリのヴァージョンアップなどを試みた。流石に長年放置してあったアプリは、1/3程が使えなくなっており、削除せねばならなかった。

だが、大勢に影響はない。すっかり諦めていた昔のアプリや、気に入っていた壁紙や連絡先などが、見事に復元されたのだ。

古地図ぶらりや東京時層地図などが復活したのは本当に嬉しかった。

問題がなかった訳ではない。古い設定が復元された影響なのだろうが、多くのアプリが初期化されており、中でもLineは再び設定しようとすると、「以前のデバイスに(パスコードを)送信します」というダイアログが出て、一時はまた最初からやり直しかとも考えさせられた。

この問題は、Lineを再インストールする事で、何とか事なきを得た。

以前の環境と新しい設定の元に、またiPhoneが使えるのだ。これ程嬉しいことはない。

20210328

iPhone復帰

昨日、ソフトバンク長野北店に行って来た。本体価格無料のセールが行われているので、ガラケーからiPhoneSE2に乗り換える為だ。

2010年の9月にそれ迄使っていたiPhone4からガラケーに替えた。どうにも不便で、ガラケーを使いこなす意欲もなく、ダラダラと使い続けていた。

だがそろそろ3Gサーヴィスが終わる。ガラケーは使えなくなる。

そこで、意を決してまた再びiPhoneに復帰する事にした。実に11年振りの事だ。

本体の色は新色でなかなかいい色に仕上がっているRedを選んだ。気に入っている。


最初は11年前に購入した、様々なアプリがそのまま復帰するのではないかと期待したが、それは無理だった。だが、基本的なアプリはプリインストールされている。

初日の昨日は、喜びを爆発させている暇もなく、初期設定その他の準備に追われた。ケースもあった方が良いだろうと、ヤマダ電機に行って、本体と同じ色のケースを5秒で選んで決めた。

やはり使い慣れたスマホは使用意欲も盛り上がる。面倒な各種設定も楽しめた。

失敗したのはWiFiに接続する以前に、幾つかのアプリをダウンロードしてしまった事だ。通信容量は最低の1Gしかない。既にその内の1/3程を使ってしまった。慌てて、WiFiに接続した。

ホッとしたのは、Lineのアカウントをまた新たに作らなければならないかと心配していたのだが、電話番号で登録すると、以前iMacで作り直したアカウントに、すんなり入る事が出来た事だ。そのまま使える。これは嬉しい誤算だった。

今日になって、本格的に使い始めた。出来る事の範囲がグッと拡がった。これは夢ではないのだ。本当に私はiPhoneに復帰出来たのだ。