夏の扉へ
Wir sollen heiter Raum um Raum durchschreiten, -H.Hesse-
20140526
『帰ってきたヒトラー』
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同じ作品を2回採り上げることになった。 髭が原語の題名になっている。なのでこの表紙のまま翻訳されるとは思っても見なかった。 ドイツ語版は読むのに3ヶ月くらい掛かった。かなり苦労した。その理由は、彼ヒトラーが使う古色蒼然としたドイツ語を始めとして、頻発する方言に手を焼いた...
20140511
『アル中病棟』
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その緻密な観察眼に驚いた。 前作『 失踪日記 』はこの『 失踪日記2 アル中病棟 』への序章に過ぎなかったのではないか。そう思わせるほど充実した作品に仕上がっている。 私は今ではもう一滴も呑まなくなっているが、若い頃は激しく呑んでいた。なのでアル中への恐れは人並みに持っ...
20140510
『理性の暴力』
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叢書・魂の脱植民地化の第5弾、古賀徹の『理性の暴力─日本社会の病理学』を読んだ。 図書館から借りてきたときにはこれを1日で読み、すぐにハンナ・アーレントやミシェル・フーコーに移行するつもりでいた。だが結果としてほぼ2週間をこれで費やしてしまった。 意欲作だと思う。 ...
20140504
『家路』
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Facebookで知った映画『家路』を観た。 願望だろう。 福島に帰り、そこで生きて行くという決意をする。それは現実には果たし得ない願望なのだろう。 だが、その願望は単純に語られたのではなく逃れ得ない現実が前提とされている。 そこにこの映画の深みはあるのだろう。 ...
20140426
『わたしの非暴力』
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それ程頻繁に起こることではないが、時折それまでの全ての読書、全ての体験が一冊の本に収斂してゆく瞬間を持つことがある。その本を読むために全てがあったように感じるのだ。 今回この本、マハトマ・ガンディーの『わたしの非暴力』がそれだった。 考えてみるとジーン・シャープの『 非...
20140330
愚行を固執すれば
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これも北杜夫から教えられた言葉だ。 アタオコロイノナに並んで、かなり長い間謎の言葉だった。 曰く 愚行を固執すれば賢者となるを得ん それが引用されている部分を引用してみようと思う。 世の中にはいろいろ都合のよい文句がある。たとえばウィリアム・ブレイクは次のごと...
20140319
断煙500日
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もう、全く吸いたいと思うこともなくなった。 煙草を吸っていたことも忘れそうになる。 アプリで教えて貰わなかったらこの日が来たことも気付かずにいたかも知れない。 断煙してから500日が過ぎた。 1日20本で計算しているので、吸うはずだった煙草の本数、つまり吸わずに...
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