夏の扉へ

Wir sollen heiter Raum um Raum durchschreiten, -H.Hesse-

20260216

恐竜学

›
記念碑的な論集である。 学部生だった頃、恐竜の研究が、進みつつあるのを、何となく感じていた。だが、その頃は、恐竜の研究に生涯を捧げる者も身近におらず、日本にも、恐竜研究者はさほど誕生していなかった。 その頃と比べると、隔世の感がある。 編者の小林快次さんは、言わば日本の恐竜研究者...
20260213

極右インターナショナリズムの時代

›
衆院選が右派の圧勝で終わった。流石にめげた。 だが、なぜそのような社会現象が起きたのか、そのところが全くわからなかった。 それ以前から図書館で、佐原徹哉の『極右インターナショナリズムの時代ー世界右傾化の正体』を借りていた。 ここに、知りたいことのヒントが書かれているかも知れない。...
20260204

薔薇の名前完全版

›
既に旧版は読んでいる。その時も図書館から借りて読んだ。 この度完全版が出ると聞いて、取るものも取りあえず、図書館にリクエストを出した。だが不安もあった。県立・市立共に旧版が既にあるのだ。買ってもらえるのだろうか? どうにか買って貰えるようだと分かって、その時は欣喜雀躍した。 この...
20260109

奴婢訓

›
参った。 明日10日に、図書館に本を返しに行く。それまでにと思いつつ、三木卓の書いた北原白秋の伝記を読んでいたのだ。だが、それは今日9日の朝7時には読み終えてしまった。 突然空いた空白の時間に私は狼狽えた。本棚を眺め回す。その時このスウィフトの『奴婢訓』が目に留まった。薄い。これ...
20251211

賢治と鉱物

›
加藤禎一+青木正博『賢治と鉱物ー文系のための鉱物学入門』 美しい本だ。 それは装丁が美しいだけにとどまらず、中身の鉱物の写真に至る迄、徹底的に美しさに貫かれている。 文系のためのと謳われている。だが、鉱物の記載は本格的だ。元素記号や晶系などの用語が、何の説明もなしに使われている。...
20251106

ガザ 欄外の声を求めて

›
凄いものを読んでしまった。その思いに打ち倒されるように、読後、暫く立ち上がれなかった。 パレスチナのイラストレーター、ジョー・サッコによる漫画である。けれど、これを漫画と呼んでしまうのには、かなり大きな抵抗がある。 それ程軽いものではないからだ。 ジョー・サッコは、その優れた丁寧...
20251005

ショスタコーヴィチ

›
亀山郁夫『ショスタコーヴィチー引き裂かれた栄光』 辛辣な題名だが、著者亀山郁夫はショスタコーヴィチに、限りない愛情を込めて、この本を執筆している。 その偏愛の蜘蛛の巣を、払い除けながら読んだ為、非常に時間が掛かった。 私はショスタコーヴィチを好んで聴く方ではない。彼の音楽に付き纏...
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
Nagano, Nagano, Japan
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.