20080513

四川省の地震

いち日、曜日を間違えていた為にとんでもなく忙しい一日になった。

四川省で大きな地震があったUSGSマグニチュードは7.9。チベット活構造帯の東端にあたる地点が震源だった。この一日で、発表された犠牲者の数は途方もなく増えてしまった。12日の段階では3000〜5000という数字に驚いていたのだが13日夜公表されている犠牲者の数は、少なくとも12000人が死亡し、その上にまだ数万人が生き埋めになっていると言う。

BBCのTV放送を流しながら仕事をしていた。このような事が出来る点が自宅仕事の特権と言えるかも知れない。いや!真面目にお仕事していました。本当です!

その上何故かフランス語、ドイツ語と続く日を間違えて、仕事を終えるや否やテキストを開く。相変わらずフランス語は開いた瞬間互いに顔を背け合う分からなさ。何と発音すれば良いのか分からない文字列が並んでいる。これでも少しばかり、目を通していたのだ。拒絶反応が出始めたのだろうか?文字列を睨みつけてもひと言も分からない。

語学の勉強はこんなものだよな…と思いつつ、何度も同じ単語を辞書で調べる。本当にこんなものなのだろうか?

そのうちにテレビでは四川省の地震についてのNEWSが始まる。これも仕事の一環なのだと自分に言い訳しつつ、吸い込まれるように身体ごとそっちに持ってゆかれる。

他のNEWSになると再びテキストに戻る。大体2:1の割合でフランス語とドイツ語の予習を行う時間を割り振っているが、理解の程度はドイツ語のほうが高い。習った事があるかないかの違いはかなり大きい。

そして気が付いた。まだ一日余裕があるではないか!

それにしても四川省の地震報道は生存者の救助シーンが多く、どうも居心地が悪い。情報が操作されているのは当たり前としても、これ程露骨にやられるとむしろ嫌気が差してくる。

はて?わたしは何の為にこんな忙しい事をしているのでしょう?

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