20181015

サイボーグになって来ます

久し振りの更新になる。久し振りでこう申すのも申し訳ないが、明日から3週間ほどWebから姿を消す。この更新は、その挨拶の意味合いが大きい。
 両股関節を人工関節に付け替える手術をする事になった。写真のようなものに置き換わると言う訳だ。

何の因果か、生まれつき右股関節が悪い。
騙し騙し使ってきたが、その歪みが左にまで及び、痛みを覚えるようになった。最初は状態の酷い右だけを人工関節に替える話だった。

だが日赤に行って具体的に話を進めてみると、痛みのある左を替えるという事になり始めた。痛みがあるのは左も右も同じだ。ならばこの際とばかりに両方を替えることを決意した。

直接命に関わる訳ではないが、大手術になる。

10歳の頃右を手術して、3ヶ月入院した。とてつもない暇と闘った。

その記憶があるので図書館からドストエフスキーなどをどっさり借りて、準備した。

だが、最近の整形外科は事情が異なって来ているようだ。

手術の翌日には動いて、リハビリに着手する。

理学療法士のまな板の上の鯉と化して、言われるがまま運動をやらされるようだ。読書三昧などは夢のまた夢という事になりそうだ。

自分がサイボーグになるようで、少し寂しい気分もある。

だが、生まれて初めて左右のバランスが整うのだ。これは大いに期待しなければ損と言うものだ。

昔の人工関節は、正座が駄目だったり、様々な制約があった。こんなのだったら手術しない方が良かったとも思ったと聞いていた。

だが、最近の人工関節は進んでいるようだ。運動の制約はないという。

自分の体がどこ迄改善されるのか、大いに期待が膨らんで行く。

何よりも嬉しいのは、右足の片足立ちが出来るようになることだ。

様々な代替医療を試しても来た。だがX線写真などを見ると、ちょっとした体の歪みという範囲を大きく超えている事が、素人目にも納得出来る。

進んだと言われる現代の整形外科に身を預けるつもりは出来ている。

人工関節の耐用年数は大体20年位だと言われている。年齢的にも、付け替えるのに最適なタイミングだろう。

サイボーグになりに行ってきます!それでは!!

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