20170327

就労一周年

昨日26日で、イオンBIG、マックスバリュ長野三輪店で働き始めてから丁度1年となった。

もう少し、特別な感慨が押し寄せてくると思っていたのだが、そうでも無く、かなり淡々と仕事をこなし、一周年を過ごした。

これがマルクスが賞賛し、猿と人間を分ける重要な要素と考えた労働というものなのだろうか?そのような事を考えながら、過ごした1年だった。

1日の仕事を何とかやり過ごし、日々を淡々と重ねていっただけの1年だったとも言える。

今日の仕事は充実していた。と胸を張ることが出来る日は、未だ来ていない。どこかしらやり残し感を覚えながら、1日を終わらせる事の繰り返しになってしまった。

しかし、首にもならず何とか1年をやり過ごす事は出来た。

それは、直接自信には繋がらないが、それでももっと自己評価を高くしても良い根拠にはなると思う。

いやいややり続ける事が出来ない。
仕事をしたくないと自覚すると、本当にしなくなってしまう。そうした自分の性格は、自分が一番良く知っている。

だから、何とか仕事に面白味を見出そうと、努力もして来た。その結果として、今自分がやっている仕事は、それ程無意味なものではないという自覚は生まれている。

しかし、やはり面白味がないのだ。

放っておけば、自分の部屋すら掃除しない私が、掃除の仕事をしている。確かに不向きなのだと感じる。だが、私に与えられているのは、この仕事しかないのだ。

この1年。多くの人が辞めていった。その後を追いたい気持を持った自分がいる。だが、この仕事に就く前に、どれ程多くの仕事で不採用になって来たことか。

それを考えるとおいそれとは辞められない事も自覚出来る。

この歳になると、もはや仕事を選んではいられないのが現実なのだ。

今日も仕事だ。頑張って出掛けよう。何とか今日一日をやり過ごすのだ。こうやって、これからも一日一日を過ごしてゆくのだろう。


一周年の実感が今ひとつ湧かないのは、今年の寒さも影響していると思う。
昨年の今頃はもう少し「春」だったように記憶しているのだ。

今年は、寒い。

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