20161102

引っ越し決定

保証人の選定に手間取っていたので公表を差し控えていたのだが、このたび書類も無事調い、正式に引っ越すことが決定した。

今住んでいる部屋に不満がある訳ではない。むしろここより便利なところはいくら探しても見つけることが出来なかった。

問題は家賃だ。

取り立てて、今のところが高い訳ではない。だが、これから先の事を考えると、やはり公営住宅の安さが魅力だった。

何度も抽選で落ち続け、若干めげていたのだが、先月中旬、ようやく補欠で当たり、先日空きが出来たと言う連絡を受けた。


県営住宅の吉田広町団地。ここが私たちの今後の住処となる。
 間取りは3LDKY。

今の所からも徒歩で15分程なので、職場にも歩いて通うことが可能だろう。

これから先、年老いてきて、体力もなくなって行くだろうから、3階以上だったら断ろうと話していたのだが、物件は1階にあり、その意味でも申し分ないものと言えそうだ。

昨日、今の大家さんと不動産会社に電話して引っ越すことになったと伝えた。

いつ迄もぐずぐずとここにいられる環境は、既に過去のものになった。

事態は動き始めたのだ。もう後戻りは出来ない。


問題は主に私の荷物で溢れた現住所のあれやこれやの整理だろう。

本は思い切って整理した。それでも残った数は多い。
それに録り溜めたブルーレイディスクもある。

とても全てを持ってゆけるとは思えない。

どれを取っても棄て難い大切なものだらけだが、手放すことを決意しなければならないだろう。

それに、本にしろブルーレイディスクにしろ、今手元に残っている分だけでも、これから先全てを鑑賞し返すだけの時間が私に残っているとは、到底思えない。
それだけの量がある。

BSやWebなど、引っ越しでどの様な手続きが必要か、よく分かっていないことも多い。

今の部屋は隣に住人がいないので思い切り大きな音でCDなどを掛けていたのだが、それも出来なくなるだろう。ギターなどの楽器も控えねば。

だがそうしたネガティヴな方向にばかり目を遣っていても切りがない。

ここは新しい生活に夢を抱いて、フレッシュな気分でいた方がいいに決まっている。


引っ越し先は現在の家賃の半額以下で、しかも専有面積が今より広くなる。部屋も一つ多い。
それをどの様に使いこなしてゆこうか今から想像を逞しくしてワクワクしている。

書庫とPCを置く部屋として、私用に一部屋洋室を貰う事が出来そうだ。これはとても有り難い事だ。

キッチンのシンクもそれなりに広い。これなら料理をするに当たって、今と比べて不便を感じることもないだろう。


まだ自分自身に自覚が足りないので繰り返す。
事態は既に動き始めたのだ。

11月中に引っ越しを済ませる。

新しい生活が始まる。

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