20080624

辞書引き麻薬

挫折寸前だった。

語学の事だ。先週は暑さにやられ殆ど予習をせずに放送を見る。火を見るより明らかな大敗北。総じて6月は敗北の月だったような気がする。内容は気に入っていたのだが…。

大体内容が難しくなって来たと言うのに勉強時間が減ってしまっては理解度が低くなって当然の事だ。当然の事なのでその事は理解しているのだが、それでも尚わたしは勉強しようとしなかった。ダメなわたくしです。

フランス語の、ドラマ仕立てのスキットは終わってしまった。これで学習が半分終わってしまうのかと思うとぞっとする。

まあまあだったドイツ語も急速にペースダウン。半分を目前にして、ここ迄か…。真剣にそう思った。

ま、悪あがきと考えて…と、フランス語の予習を始めたのだが、一旦始めるとなかなか止められなくなる。辞書を引くと言う行為にはどこか麻薬じみた依存性が潜んでいるに違いない。

またまた梅雨の中休みか?と思うような清々しい天気。だが、北側の低い山々には朝から尾根を越える雲が休みなく流れ込んで来ていた。
歯医者の帰り、かなり長い時間、その流れを見ていた。あの山々の向こう側、飯綱高原は深い霧に閉ざされているのだろうか?或いは雨か?

東側の山々には夏を思わせる雄大積雲が連なっていた。

北と東とで全く違う季節を見ているような気がした。

家に帰り着いてからも風に当たりながら空と山々を見ていた。かなり北風が強い。

清々しさと湿り気と、北風と強い日光と、それらが微妙なバランスを保ちながら今日という日を作り上げていた。

それらを見ているうちに、このところ取り付かれていた閉塞感から抜け出す事に、いつの間にか、成功していた。

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