天気予報では確かに県の北部は雪となっていたが、盆地部は雨だろうと高を括っていた。
夜中に雨音がし始める。
そのまま、どこかからか聞こえて来るモーターの重低音に悩まされ、なかなか寝付けず、雨音の事はすっかり忘れていた。
31日の朝、ゴミを出しに外に出るとかなりの雪が降っているのに驚かされた。それも霙ではなく、混じり気なしの雪だった。
9時半頃にはその雪も上がったが、山にはまだ雪雲が付いていた。その下には明瞭な積雪が認められる。盆地部は積もる事無く雪は解けてしまったが、あと20m程高い場所では積雪があったらしい。
山沿い地方の積雪が気になる。
このような記述は大抵の場合、冬の始めに多い。
爆発的な勢いで訪れた春を実感していただけに、この雪の精神的ダメージは大きかった。この時期の雪が珍しい訳ではない。今迄が暖かすぎたのだ。30日には梅がすっかり咲いていた。
昼頃、一旦晴れ上がり、青空も見えたが、仕事が終わる夕刻からまた雨が降ってきた。
4月1日2時気温0.4℃。低気圧が通り過ぎ、それに伴って寒気団が押し寄せている。
20080331
20080323
女房殿が自転車でやって来た
自転車の良さを吹聴したからではないだろうが…やはりこれが原因だったか?買い物に行った女房殿が自転車で帰って来た。
どうやら近所のスーパーで気に入ったものが見つかったらしい。
昨日微調整し直したハンドルの調子を確認したい気分もあったので、早速ふたりで近所の裏道をひと回り。昨日の晴れ渡った天候は次第に崩れ始めており、絶好のとは言い難い日和ではあったが、気温は高く、自転車に乗るにはまあまあの休日だった。
普段、スポーツジムに通っているだけあって、女房殿の自転車の乗り方はそれなりに様になっていた。だが、フレームの大きさがそもそも違うので、どうしてもわたしの自転車はスピードが出てしまう。いつもの様に周りの季節を感じながらの、という訳に行かず、女房殿の自転車を気にしつつの「サイクリング」になった。その意味では相手のペースに合わせる為の、細かなギアチェンジの練習になったとは思っている。
感心したのはあの重い自転車をきちんと3階迄持ち上げていた事だ。わたしにはとても真似が出来そうにない。女房殿の自転車は重い上に、パラレル型のフレームなので肩に担ぐ事が出来ない。
自転車にはかなり慣れて来て、もはや腰痛や背筋痛を感じる事も無くなった。3階迄持ち上げる事にもすっかり慣れてしまい、これが原因で自転車に乗らなくなる事もなさそうだ。
調べてみると、どうやら女房殿の自転車は、とりあえず日本製らしい。わたしの自転車は台湾製なので何となく差をつけられたような気分が、何故か、する。
車を手放した事などで、かなりの出費が削減された。女房殿の自転車は、今迄わたしが借りていた駐車場代にほんの少しの金額を加えるだけで買えた。自動車とは何と金を食う代物だったかを改めて感じた。
自転車は体力を使うが、移動や駐車(駐輪)にお金が掛からない。
もう少し乗り馴れたら、桜を見にでも出掛けようと画策している。それまで、ヨーガなどをやりながら、少しでも体力を付けなければ。
よもや我が家に自転車が2台揃うとは思っても見なかった。
どうやら近所のスーパーで気に入ったものが見つかったらしい。
昨日微調整し直したハンドルの調子を確認したい気分もあったので、早速ふたりで近所の裏道をひと回り。昨日の晴れ渡った天候は次第に崩れ始めており、絶好のとは言い難い日和ではあったが、気温は高く、自転車に乗るにはまあまあの休日だった。
普段、スポーツジムに通っているだけあって、女房殿の自転車の乗り方はそれなりに様になっていた。だが、フレームの大きさがそもそも違うので、どうしてもわたしの自転車はスピードが出てしまう。いつもの様に周りの季節を感じながらの、という訳に行かず、女房殿の自転車を気にしつつの「サイクリング」になった。その意味では相手のペースに合わせる為の、細かなギアチェンジの練習になったとは思っている。
感心したのはあの重い自転車をきちんと3階迄持ち上げていた事だ。わたしにはとても真似が出来そうにない。女房殿の自転車は重い上に、パラレル型のフレームなので肩に担ぐ事が出来ない。
自転車にはかなり慣れて来て、もはや腰痛や背筋痛を感じる事も無くなった。3階迄持ち上げる事にもすっかり慣れてしまい、これが原因で自転車に乗らなくなる事もなさそうだ。
調べてみると、どうやら女房殿の自転車は、とりあえず日本製らしい。わたしの自転車は台湾製なので何となく差をつけられたような気分が、何故か、する。
車を手放した事などで、かなりの出費が削減された。女房殿の自転車は、今迄わたしが借りていた駐車場代にほんの少しの金額を加えるだけで買えた。自動車とは何と金を食う代物だったかを改めて感じた。
自転車は体力を使うが、移動や駐車(駐輪)にお金が掛からない。
もう少し乗り馴れたら、桜を見にでも出掛けようと画策している。それまで、ヨーガなどをやりながら、少しでも体力を付けなければ。
よもや我が家に自転車が2台揃うとは思っても見なかった。
爆発的な春
週末は乗り慣れた車の廃車手続きに追われた。
一抹の寂しさはあるが、それが一抹のものである事に自分で驚いている。
昨日(22日)は最終的な作業をこなし、共有のものとなる女房の自動車の合鍵を作りに行く。だが、既に心は自転車に動いてしまっていて、自動車に積極的に乗りたいと思うに至らない。
結構ストレスが溜まったので、自転車で家の近くをひと回りする。スミレが咲いていたのを見たのはつい最近の事ではなかっただろうか?
路地の脇にヒメオドリコソウが咲いているのを見たのを皮切りに、ほんの少し前に比べてあまりに多くの草花が咲いているのを見て驚いた。
北に登ると、遠くの山々を含め、眺望が一変する。
その山々の雪もひと目見て分かる程、雪が少なくなっている。春が、爆発するような勢いでやって来た。
そして思う。恐らく、自動車に乗り続けていたらこの爆発的な春に、気付けなかったのではないか?
身体を使いながら動くと、風景が急に見え始める。この事を最近強く感じる。
何よりも、駐車場に車を入れる時の緊張感を感じる事なく過ごす事が出来る。廃車手続きの寂しさが一抹のものであったのは、これら様々な開放感を感じているからかも知れない。
とりあえず自転車専用レーンが欲しい。
一抹の寂しさはあるが、それが一抹のものである事に自分で驚いている。
昨日(22日)は最終的な作業をこなし、共有のものとなる女房の自動車の合鍵を作りに行く。だが、既に心は自転車に動いてしまっていて、自動車に積極的に乗りたいと思うに至らない。
結構ストレスが溜まったので、自転車で家の近くをひと回りする。スミレが咲いていたのを見たのはつい最近の事ではなかっただろうか?
路地の脇にヒメオドリコソウが咲いているのを見たのを皮切りに、ほんの少し前に比べてあまりに多くの草花が咲いているのを見て驚いた。
北に登ると、遠くの山々を含め、眺望が一変する。
その山々の雪もひと目見て分かる程、雪が少なくなっている。春が、爆発するような勢いでやって来た。
そして思う。恐らく、自動車に乗り続けていたらこの爆発的な春に、気付けなかったのではないか?
身体を使いながら動くと、風景が急に見え始める。この事を最近強く感じる。
何よりも、駐車場に車を入れる時の緊張感を感じる事なく過ごす事が出来る。廃車手続きの寂しさが一抹のものであったのは、これら様々な開放感を感じているからかも知れない。
とりあえず自転車専用レーンが欲しい。
20080319
5年前の春
合衆国の大統領が沈痛な表情を浮かべ、奇妙な戦争の開始を告げていた。
わたしは長い、デモ隊の列の中にいた。
あれから日本は参戦国になったのだが、未だにその自覚は当の日本人にはない。
途方もなく長い戦争がまだ行われている。途方もなく理不尽で、途方もなく残虐な行為。
あのデモ隊は極めて長いものだったが、その中の何人が、今、あの国に目を向けているのか?
わたしたちの中では何故か、過去のものになりつつある現在の戦争。
--
この春。チベットでは例年行われている、中国政府がチベットが侵入した日への抗議活動に、苛烈な弾圧が加えられた。
世界は理不尽なままだ。
わたしは長い、デモ隊の列の中にいた。
あれから日本は参戦国になったのだが、未だにその自覚は当の日本人にはない。
途方もなく長い戦争がまだ行われている。途方もなく理不尽で、途方もなく残虐な行為。
あのデモ隊は極めて長いものだったが、その中の何人が、今、あの国に目を向けているのか?
わたしたちの中では何故か、過去のものになりつつある現在の戦争。
--
この春。チベットでは例年行われている、中国政府がチベットが侵入した日への抗議活動に、苛烈な弾圧が加えられた。
世界は理不尽なままだ。
38年振りの春
38年振りに、春の開放感を感じている。自転車の効用か?
今朝は車の少なさを利用して、ライトの角度をチェックしつつ、まだ暗い道を走る。春とは言え、朝の暗い道は寒い。とりわけ、手が冷たく、片付けてしまった手袋が欲しくなる。
同時に気になっていた、ギアの点検も行う。これは問題なく切り替えが出来ているようだ。慣れてきたのだろうか?先日、精一杯の力で登っていた坂道も、比較的楽に登れる様になって来ている。いつの間にかそこに着いている。そう言った感覚がある。これならば、もっと遠距離に挑んでも良さそうだ。
ただ、気になるのはスピードを出した時、ハンドルがぶれる事だ。微調整が巧く出来ていないのかも知れない。或いは今迄乗っていた自転車で着いた癖が出ているのか?
工具を取り出して、調整してみるが、なかなかしっくり来ない。
前3段、後ろ8段の24段切り替えのギアはやはり強力な威力を発揮してくれる。サドル位置の調整も巧くいっているのだと思うが、以前は苦しかった坂道もサドルに座ったまま登り切る事が出来る。
点検したかったライトはそれほど神経質にならなくとも良さそうだ。尤も、微調整した角度もライトを消す時、簡単にずれてしまったのだけれども。
一番の問題はやはりハンドルのぶれだ。これは大げさに言うと、命に関わる。暫くはゆっくり乗る事にして、点検に行く時、相談してみる事にする。スピードが出せなければ、この自転車の機能の最も重要なひとつを、無駄にしてしまう事になるだろう。
昨日、泥除けの問題を含め購入した自転車屋さんに電話をする。1ヶ月程過ぎた頃の点検時に軽さを犠牲にして細身の泥除けを付ける事にした。やはり晴れていて路面が乾いている時しか乗れないことは行動の自由を狭くする。同時に古い自転車の修理を中止することにした。女房殿にはフレームが少し大きすぎる。さて、ハンドルのぶれはどのように相談すべきか?
それより何より、自転車屋さんが遠い事が心を重くする。…ま、ゆっくりと行って来るしかない。行きは良いのだ。坂道を下ればよい。帰りは扇状地のだらだらと続く坂道をただひたすら登ってくるしかない。
地図を見ながらより「燃費」の少ない道を探す。女房殿も自転車を所望しているので、今度は近いところである程度しっかりした自転車屋さんを探しながら、ゆっくり帰ってくるとするか。どの道を通っても比高差に変わりはないのだから。
今日は午後から雨になりそうだ。
今朝は車の少なさを利用して、ライトの角度をチェックしつつ、まだ暗い道を走る。春とは言え、朝の暗い道は寒い。とりわけ、手が冷たく、片付けてしまった手袋が欲しくなる。
同時に気になっていた、ギアの点検も行う。これは問題なく切り替えが出来ているようだ。慣れてきたのだろうか?先日、精一杯の力で登っていた坂道も、比較的楽に登れる様になって来ている。いつの間にかそこに着いている。そう言った感覚がある。これならば、もっと遠距離に挑んでも良さそうだ。
ただ、気になるのはスピードを出した時、ハンドルがぶれる事だ。微調整が巧く出来ていないのかも知れない。或いは今迄乗っていた自転車で着いた癖が出ているのか?
工具を取り出して、調整してみるが、なかなかしっくり来ない。
前3段、後ろ8段の24段切り替えのギアはやはり強力な威力を発揮してくれる。サドル位置の調整も巧くいっているのだと思うが、以前は苦しかった坂道もサドルに座ったまま登り切る事が出来る。
点検したかったライトはそれほど神経質にならなくとも良さそうだ。尤も、微調整した角度もライトを消す時、簡単にずれてしまったのだけれども。
一番の問題はやはりハンドルのぶれだ。これは大げさに言うと、命に関わる。暫くはゆっくり乗る事にして、点検に行く時、相談してみる事にする。スピードが出せなければ、この自転車の機能の最も重要なひとつを、無駄にしてしまう事になるだろう。
昨日、泥除けの問題を含め購入した自転車屋さんに電話をする。1ヶ月程過ぎた頃の点検時に軽さを犠牲にして細身の泥除けを付ける事にした。やはり晴れていて路面が乾いている時しか乗れないことは行動の自由を狭くする。同時に古い自転車の修理を中止することにした。女房殿にはフレームが少し大きすぎる。さて、ハンドルのぶれはどのように相談すべきか?
それより何より、自転車屋さんが遠い事が心を重くする。…ま、ゆっくりと行って来るしかない。行きは良いのだ。坂道を下ればよい。帰りは扇状地のだらだらと続く坂道をただひたすら登ってくるしかない。
地図を見ながらより「燃費」の少ない道を探す。女房殿も自転車を所望しているので、今度は近いところである程度しっかりした自転車屋さんを探しながら、ゆっくり帰ってくるとするか。どの道を通っても比高差に変わりはないのだから。
今日は午後から雨になりそうだ。
20080315
腰痛もまた心地良し
毎日書こうと思っている。
……
…
…
どの口が言った言葉だろうか?
3月になって始めてのBlogを、中旬になって書いている。
『Die Leiden des jungen Werther』との死闘は続く。幾分速くなってきただろうか?それでも片時も辞書を手放す事は出来ず、少しでも休んだらまた元に戻るだろうということは容易に予想できる。
この語学の勉強もかなり利いていると信じているが、それ以上に、一時は日本語を書くこともしたくなかったやや厳しい鬱状態からわたしを救ってくれたのは自転車だ。2日前に届いた。
購入の動機は前向きなものではなく、維持費を払う事が困難になって自動車を手放す事を決心した事から始まった。かなりみじめな動機だと自分でも思う。
動機はみじめなものだったが、自転車の乗り心地は快適!
細い路地を見ると入って行きたくなるわたしには自動車より自転車の方が合っているのかも知れない。
だが、長い間殆ど引きこもり同然の暮らし方をしていたつけが来た。初日はさほど乗り回さず、家の近くで慣らし運転しただけだったのだが腰に来た。股関節、仙骨と脊椎の境目辺りが痛み、坐ったり立ったりする時はいつも悲鳴を上げる始末。
身体は正直に、徹底的になまっていた。
とは言え、心はいつも自転車に奪われた状態で、翌日も身体の痛みが引けていないうちから居ても立ってもいられず前日より長い距離を乗り回す。
痛みが変化している事に気が付いた。初日は関節痛であったものが、腰から背中に掛けての筋肉痛に変わっていた。その筋肉痛も(勿論不快だが)どこかに心地良さが感じられる。前日辿り着いた場所には「もう着いてしまったのか!」と驚く程、楽に辿り着いてしまった。また、だらだらと続く坂道の登りも遥かに楽に乗り続けることが出来た。
14日は雨、身体は自転車に乗りたがっていたが、それ程急を要する用事がある訳でもなく、久し振りに自転車に乗らずに過ごした。
腰の痛みはかなり引いてきた。だが、まだ張りがある。
今日(15日)薦められていた自転車の本が届く。岩波ジュニア新書だったので、簡単な記述だけだと思っていたが、なかなかどうして、びっしりと過不足なく様々な情報が丁寧に書かれていた。
腰痛が起こる条件は全て満たしていた。防止の為には、筋肉をあらかじめ鍛えてから自転車に乗ることを勧めている。
そこに辿り着くまで、おそれを感じるほどに必要な(だった?)事柄が網羅されている。…知りたかったメンテナンスの方法が簡単に書かれていない。そんな事は常識!ということなのだろうか?読み込むと、そこここに必要な情報は書かれているようだ。
かなり本格的に自転車に乗る人のために書かれている。『サイクルスポーツ攻略法』(五十嵐 高・著)という本だ。新刊本はもうないらしい。古書サイトで入手出来る。
恐ろしい世界に足を踏み込んでしまったようだ。
自転車の修理を自分で出来るか?そう聞かれたら、きっぱりとNo!と答えるしかない。困った。
……
…
…
どの口が言った言葉だろうか?
3月になって始めてのBlogを、中旬になって書いている。
『Die Leiden des jungen Werther』との死闘は続く。幾分速くなってきただろうか?それでも片時も辞書を手放す事は出来ず、少しでも休んだらまた元に戻るだろうということは容易に予想できる。
この語学の勉強もかなり利いていると信じているが、それ以上に、一時は日本語を書くこともしたくなかったやや厳しい鬱状態からわたしを救ってくれたのは自転車だ。2日前に届いた。
購入の動機は前向きなものではなく、維持費を払う事が困難になって自動車を手放す事を決心した事から始まった。かなりみじめな動機だと自分でも思う。
動機はみじめなものだったが、自転車の乗り心地は快適!
細い路地を見ると入って行きたくなるわたしには自動車より自転車の方が合っているのかも知れない。
だが、長い間殆ど引きこもり同然の暮らし方をしていたつけが来た。初日はさほど乗り回さず、家の近くで慣らし運転しただけだったのだが腰に来た。股関節、仙骨と脊椎の境目辺りが痛み、坐ったり立ったりする時はいつも悲鳴を上げる始末。
身体は正直に、徹底的になまっていた。
とは言え、心はいつも自転車に奪われた状態で、翌日も身体の痛みが引けていないうちから居ても立ってもいられず前日より長い距離を乗り回す。
痛みが変化している事に気が付いた。初日は関節痛であったものが、腰から背中に掛けての筋肉痛に変わっていた。その筋肉痛も(勿論不快だが)どこかに心地良さが感じられる。前日辿り着いた場所には「もう着いてしまったのか!」と驚く程、楽に辿り着いてしまった。また、だらだらと続く坂道の登りも遥かに楽に乗り続けることが出来た。
14日は雨、身体は自転車に乗りたがっていたが、それ程急を要する用事がある訳でもなく、久し振りに自転車に乗らずに過ごした。
腰の痛みはかなり引いてきた。だが、まだ張りがある。
今日(15日)薦められていた自転車の本が届く。岩波ジュニア新書だったので、簡単な記述だけだと思っていたが、なかなかどうして、びっしりと過不足なく様々な情報が丁寧に書かれていた。
腰痛が起こる条件は全て満たしていた。防止の為には、筋肉をあらかじめ鍛えてから自転車に乗ることを勧めている。
そこに辿り着くまで、おそれを感じるほどに必要な(だった?)事柄が網羅されている。…知りたかったメンテナンスの方法が簡単に書かれていない。そんな事は常識!ということなのだろうか?読み込むと、そこここに必要な情報は書かれているようだ。
かなり本格的に自転車に乗る人のために書かれている。『サイクルスポーツ攻略法』(五十嵐 高・著)という本だ。新刊本はもうないらしい。古書サイトで入手出来る。
恐ろしい世界に足を踏み込んでしまったようだ。
自転車の修理を自分で出来るか?そう聞かれたら、きっぱりとNo!と答えるしかない。困った。