20080319

38年振りの春

38年振りに、春の開放感を感じている。自転車の効用か?

今朝は車の少なさを利用して、ライトの角度をチェックしつつ、まだ暗い道を走る。春とは言え、朝の暗い道は寒い。とりわけ、手が冷たく、片付けてしまった手袋が欲しくなる。

同時に気になっていた、ギアの点検も行う。これは問題なく切り替えが出来ているようだ。慣れてきたのだろうか?先日、精一杯の力で登っていた坂道も、比較的楽に登れる様になって来ている。いつの間にかそこに着いている。そう言った感覚がある。これならば、もっと遠距離に挑んでも良さそうだ。

ただ、気になるのはスピードを出した時、ハンドルがぶれる事だ。微調整が巧く出来ていないのかも知れない。或いは今迄乗っていた自転車で着いた癖が出ているのか?
工具を取り出して、調整してみるが、なかなかしっくり来ない。

前3段、後ろ8段の24段切り替えのギアはやはり強力な威力を発揮してくれる。サドル位置の調整も巧くいっているのだと思うが、以前は苦しかった坂道もサドルに座ったまま登り切る事が出来る。

点検したかったライトはそれほど神経質にならなくとも良さそうだ。尤も、微調整した角度もライトを消す時、簡単にずれてしまったのだけれども。

一番の問題はやはりハンドルのぶれだ。これは大げさに言うと、命に関わる。暫くはゆっくり乗る事にして、点検に行く時、相談してみる事にする。スピードが出せなければ、この自転車の機能の最も重要なひとつを、無駄にしてしまう事になるだろう。

昨日、泥除けの問題を含め購入した自転車屋さんに電話をする。1ヶ月程過ぎた頃の点検時に軽さを犠牲にして細身の泥除けを付ける事にした。やはり晴れていて路面が乾いている時しか乗れないことは行動の自由を狭くする。同時に古い自転車の修理を中止することにした。女房殿にはフレームが少し大きすぎる。さて、ハンドルのぶれはどのように相談すべきか?

それより何より、自転車屋さんが遠い事が心を重くする。…ま、ゆっくりと行って来るしかない。行きは良いのだ。坂道を下ればよい。帰りは扇状地のだらだらと続く坂道をただひたすら登ってくるしかない。
地図を見ながらより「燃費」の少ない道を探す。女房殿も自転車を所望しているので、今度は近いところである程度しっかりした自転車屋さんを探しながら、ゆっくり帰ってくるとするか。どの道を通っても比高差に変わりはないのだから。

今日は午後から雨になりそうだ。

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