夏の扉へ
Wir sollen heiter Raum um Raum durchschreiten, -H.Hesse-
20230828
竹取工学物語
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主に竹にフォーカスし、植物を土木工学者の眼で見たらどう見えるか?それを主題にしている。 身の回りに、竹製品は多い。溢れかえっているとすら言える。それだけ竹は「使える」素材だと言う事だろう。 だが、その竹の「使い易さ」とは一体なんだろうか?その事については、今迄余り深く考えた事が無...
20230826
レオナルド・ダ・ヴィンチの源泉
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レオナルド・ダ・ヴィンチの作品についての、緻密な考察が繰り広げられている。 レオナルド・ダ・ヴィンチという人物は、幼少の頃から、何かと気になり続けて来た人物だ。だが、本書の著者田辺清氏程には、ダ・ヴィンチに関して、思い巡らしをしてこなかった。 田辺氏は、作品のひとつひとつに対して...
20230824
カフカはなぜ自殺しなかったのか?
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フランツ・カフカは結核で亡くなっている。自殺ではない。 考えてみると、これはとても意外で不思議な事だ。本書はその疑問を、カフカの日記や手紙を読解して行く事で、解き明かそうとしている。 カフカは何かと言うと、すぐに自殺を考え、口にしている。この事実は、私たちの持つ、カフカのイメージ...
20230818
招かれた天敵
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千葉聡『招かれた天敵─生物多様性が生んだ夢と罠』。 兎にも角にも著者の知識量の多さに圧倒された。薄からぬ本のどのページにも、多くの情報がみっしりと詰め込まれている。 レイチェル・カーソンはその著書『沈黙の春』で殺虫剤の大量散布により化学薬品で汚染され、命の賑わいが失われた世界の恐...
20230808
向日葵
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はっきりと憶えている。 ‘79年の夏だった。私は妙に高揚した向学心に駆られ、西は島根県から東は丹沢山地迄のグリーンタフ地域を、闇雲に駆け巡っていた。 この年の経験が、後の私の人生を決めたと言っても大袈裟ではない。フィールドワークの充実だけではなく、その年に鳥取大で行われた地質学会...
20230806
ACE
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アンジェラ・チェン『ACE アセクシャルから見たセックスと社会のこと』。 言葉としては、私はアセクシャルという存在を知っていた。 だが、この世でアセクシャルであるとは、どういう意味を持つのかという様な事柄については、この本を読むまで無知だった。その事を素直に白状する。 対象が男で...
20230805
タンネ
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実は3日前からSSさんとの会話で知っていた。 日本橋浜町に タンネ というパンの店があった(もう過去形にしなければならない)。パンと言えばイギリスパンとフランスパンしか無かった時代、ドイツパンという豊穣な世界がある事を、私もこのタンネで知った口だ。 そのタンネが今日5日で店を閉め...
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