夏の扉へ
Wir sollen heiter Raum um Raum durchschreiten, -H.Hesse-
20210928
エルサレム〈以前〉のアイヒマン
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ようやく読み切った。2週間掛かった。 だが、正直なところ今日(9月28日)中に読み終える事が出来るとは思っていなかった。 難産だった。読み切る迄に時間が掛かったのは、本が厚い上に活字が細かく、中でも丹念に付けられた注釈の文字が極端に小さく、しかも長い事が主な理由に挙げられると思う...
20210921
Spotifyにお任せ
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3ヶ月で980円のキャンペーンに惹かれて、SpotifyをPremiumに上げた。 昨日、ようやくSpotifyのラジオ機能の使い方が分かった。 Spotifyを始めてもう3年経つが、未だに全ての機能が使いこなせているとは、とても言えない状態だ。 最初のうち 既に触れたように 私...
20210914
蛇の言葉を話した男
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内容を詳しく語る事は避けよう。 エキサイティングで瑞々しいファンタジーである。主人公は滅びる事が定められた種族の末裔として設定されている。それを象徴するのが蛇の言葉である。昔、人々は森に棲み、当たり前の様に蛇の言葉を操っていた。だがこの物語はこう始まる。 森には、もう誰もいない...
20210911
中世ヨーロッパ
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私が学生だった頃(もう40年も前だ)に比べると、ヨーロッパの中世の知識は、格段の差がある。この50年余りの間に歴史学は知識の集積、新史料の発掘などにより、長足の進歩を遂げた。 だが、それと共に(または反して)、ヨーロッパ中世に対する、根強い偏見は、より強化された面もあるように思...
20210907
離れがたき二人
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第2波フェミニズムの草分け的存在シモーヌ・ド・ボーヴォワールには、娘時代、ザザことエリザベット・ラコワンという無二の親友がいた。ザザは21歳にして、夭逝してしまったのだが、彼女がボーヴォワールに与えた影響は、ボーヴォワールの人生全体に及ぶほど大きかった。 本書は、その親友ザザを...
20210905
アカデミアを離れてみたら
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末は博士か大臣かという言葉があった。一昔前ならば、博士号取得者とは、即ち研究者であり、当然のように大学に残って、研究者としての道を悠然と歩いて行く。そう思えた。だが、現在、その「常識」はすんなりとは通用しなくなっているようだ。 本書のあとがきに詳しいが、1991年、まさにバブル...
20210903
フロイト、性と愛について語る
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『精神分析学入門』を紐解くまでもなく、フロイトは精神分析を科学と考えて来た。また、科学的である事に、生涯を掛けて拘ってきた人物でもある。だが、フロイトの精神分析とは科学なのだろうか?または、フロイトが考えていた科学とは、どういう物だったのだろうか?本書を読んで、その事が気に掛か...
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