夏の扉へ
Wir sollen heiter Raum um Raum durchschreiten, -H.Hesse-
20191225
口笛が鳴らない
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私が今住んでいる団地に引っ越してから3年が経った。 何かと気を遣う。毎月ある定例清掃も厄介だが、日常的に、出来るだけ音を立てないように暮らすのも、ストレスフルだ。 高校の時の話だが、私はそれなりにギターが巧かったと思う。普通に弾くだけでは物足りなくなり、ブルースギターに...
20191223
『永遠の門』
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現代美術家でもあるジュリアン・シュナーベル監督が、画家を主人公とする映画を発表するのは、デビュー作である『バスキア』以来これで2作目となる。『バスキア』はニューヨークアート界の商業化に揉まれ、疲弊して行くバスキアの無垢な魂に光を当てていたが、『永遠の門─ゴッホの見た未来』ではゴッ...
20191221
Spotify
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'18年の5月19日以来、私はCDを購入していない。 音楽を聴かなくなった訳ではない。この日からSpotifyという音楽ストリーミングサービスを利用し始めたからだ。 基本、iPod touchを利用して、Spotifyを使っている。もう一つ付け加えるならば、iMa...
20191206
不完全な行為としての読書
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アンリ・ベルクソンの『時間観念の歴史』を読んだ。 哲学の諸相に時間観念がどの様に影響してきたかというテーマで行われた、コレージュ・ド・フランスの講義の記録だ。時間という観念を導入することによって、所謂ゼノンの逆理なども、合理的に解決することが出来る。プラトンやアリストテレス...
20191027
ハギビスは生きている
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twitterで拾った画像を見て驚いた。 2週間前、広い範囲で被害を出した颱風19号ハギビスが、低気圧となって、まだ移動中らしい。 この颱風は、日本列島に上陸してからも、なかなかその渦の姿を変えず、確かにしぶとかったのだが、未だに生きているとは思ってもいなかった。 颱...
20190412
『バハールの涙』
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何という映画だろう! 時折、自分が男である事が、溜まらなく許せなくなる事がある。この様な映画を観た後では、その思いがとりわけ強くなる。 映画のラストにテロップが流れる。 「ことばで証言する女性、忘れられた女性、全ての歴史を作る女性に捧ぐ…」 この映画には真実が描かれて...
1 件のコメント:
20190227
『この世界の片隅に』
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映画を観てから、もう3週間経つ。うかうかしていると、ひと月が過ぎてしまいそうだ。 感想はこうの史代さんの原作を読んでからにしようと思っていた。映画との違いを確認したかったからだ。『罪と罰』やその周辺の本を読んでいる内に月日が経った。ようやく読む事が出来た。 読んでみて...
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